今日:10 hit、昨日:16 hit、合計:3,627 hit
小|中|大
プロローグ ページ1
"ああ……愛しい我が君
気高く麗しい、愛の華
貴方こそが、この世界に相応しい"
………誰かの声がする。真っ暗で、何も見えない空間に一人。頭がぼーっとして……また、変な夢でも見てるのかな…俺。
"______闇の鏡に導かれし者よ
汝の心の望むまま、
鏡に映る者の手をとるがいい"
…ふと、何もなかったはずの空間に、鏡が浮かび上がる。
"闇の力を恐れるな
さあ____力を示すがよい"
…鏡の中に、誰かの姿が映し出されている。
顔も見えないその人物は、こちらに向かって、ゆっくりと手を差しのべる。
謎の声に促されるまま……俺は、ほうけた頭で、その鏡に映る「誰か」の手をとった。
"この先何が起きようと、
如何なる禍が降りかかろうと
決して、その手を離さぬよう__________
__________君は、もう逃げられないのだから。"
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
24人がお気に入り
24人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:フリスク18 | 作成日時:2023年11月12日 0時