01【此処はドコ?私は誰?何を隠そう私は神!】 ページ1
「…助かったか…チェ」
「チェ?」
「君かい?私の入水を邪魔したのは」
ある沿岸にて、白髪の少年と、外套を纏った青年が居た
彼らは水に濡れていたが、そんな事は気にしていなかった
「クリーンな自 殺が私の信条だ。何かお詫びをせねば…欲しいものは」
「ちょっと待って下さい。…上から何かが」
「_______ん?」
彼らが見上げる方を見ると、確かに何かが降って来ていた。黒…いや、ピンクか?
それは段々と此方に接近して来、ついに爆発音と共に、姿を現した
それは少女だった。ピンクと黒のロリータ服を着ている
一般的に言えば可愛い、だが、今の状況でそれを言う者は居なかった
「…はぁ〜何でこうも失敗するんだろぉ…神なんて脳漿炸裂して死ねば良いのにぃ〜!」
「……君」
「ほぇ?」
僕が助けた男性__後に聞くと、太宰と言うらしい__が、少女に声を掛けると、長い髪を揺らして此方を振り向いた
するとすぐにげんなりとした顔を見せ、座り込んだ
「空良ちゃんがいないと生きていけない…せっかく…うう」
「…大丈夫?名前は?」
「はぁ?出会って10秒で名前聞くとか有り得ねえんすけどマジガン萎えだわぁ〜お兄さん先に名乗れよ」
今度は少女の口から暴言が飛んできた。物凄くテンションの差が激しい
しかし太宰はそれに劣らず、胸を張って名乗った
「私の名は太宰!太宰治だ」
「へぇ〜ゴメン。興味無い事は耳が拒否する」
「何で聞いたの」
「まぁまぁ、私の名前、知りたい?ん?知りたいよねぇ〜正解はCMの後で!」
うふふ、と言いながらどこからかキャンディを取り出す少女。虹色のキャンディが日に当たって光る
「はあ〜此処でレッド出てこないかなぁ〜ピンクでも良いなあ。あ、勿論空良ちゃんも好きだよ!あ〜……
此処何処だ」
「君空から落ちてきたんだよ」
「へぇ〜…は?」
当の本人は空から落ちてきたことを分かっていなかった様だ。僅かに瞳孔が開かれる。二次元三の或る大きな眼の中には、ハートがある気がした
「…うふふ。なぁるほどぉ。じゃあ自己紹介!私はA!現役の…」
悪魔だよ☆
「「……は」」
これは彼女__A__の、厨病炸裂物語である
元ネタ…脳漿炸裂ガール
&
厨病炸裂ボーイ
どちらも小説版より
_:_:___:_:___:_:__:_:_
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澪音(プロフ) - ボカロとのコラボとか最高 (2018年3月28日 14時) (レス) id: 49f0c92d62 (このIDを非表示/違反報告)
赤珠(元 チョコうさ。)(プロフ) - わあお (2018年3月19日 23時) (レス) id: 5fa7fae13e (このIDを非表示/違反報告)
いぶき - 最高です(鼻血)←発想力がまじ神ですね卍れるりりさんの曲も大好きですし、綺羅斗さんの作品も大好きなので滅茶苦茶嬉しいです!応援してます!!( ^ω^) (2018年3月19日 22時) (レス) id: 21b9113459 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:綺羅斗 | 作成日時:2018年3月19日 14時