朝日奈長女は元神宮寺家の長女でした！！？【ブラコン×うたプリ】

Melody5 ページ7

ある日曜日恋歌がリビングで三つ子の椿、梓そして棗と遊んでると






右京「恋歌、椿、梓、棗。おつかいを頼んでもいいですか？」







と右京に声を掛けられた


三つ子はえーっ！！と不満気な声を漏らすが


恋歌は違った


彼女は今までにおつかいを頼んだ事はあっても、頼まれたことはなかった


好奇心旺盛かつアクティビティな彼女は初めてのお使いに目を輝かせた







恋歌「行くっ！」


右京「ありがとうございます。ではオヤツは恋歌だけ、ということでいいですね？」





オヤツと言った瞬間、健気な八歳児は行く行くと声を揃えた

その時恋歌は見てしまった


計画通りと言わんばかりに口角を上げ、メガネのブリッジを整えた右京の顔を





恋歌(右京兄さんって…)






そこまで思ってから考えるのは予想と思い三つ子の方を見た




右京「では、買ってくる物のメモです。棗と恋歌を頼みましたよ」



極度の方向音痴の棗と、未だ街に慣れない恋歌を少し案ずる様に

椿に買い物のメモ、梓に財布を渡した



こうして四人は商店街に繰り出したのだった



恋歌「えーっと、買うものは…」

梓「まず、八百屋さんだね」

椿「恋歌ぁ！」

棗「おい、椿離れろよっ」

恋歌「苦し…」




そんな四人の後について来る影があった

その正体は




右京「おい、要！押すな！！」

要「ごめんごめん！まさにー、もうちょっと寄れない？」

雅臣「ちょっとキツイ…かな」





雅臣、右京、要という三人の兄達だった

お使いに行かせたものの心配になって着いて来てしまったのだ

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