朝日奈長女は元神宮寺家の長女でした！！？【ブラコン×うたプリ】

Melody27 ページ30

要に運ばれてる途中に意識を失ってしまった恋歌を手慣れた様子で介護する雅臣


傍でアシスタントとしてせかせかと動いてる右京


椿より下の弟達を学校へと送る要と光

弟達は恋歌を置いて学校に行くことに大分不満気だったが

渋々、行かされていた



それから間も無くして、朝日奈家行きつけの病院の先生が到着し


可哀想と思いながらも一度恋歌を叩き起こした


問診の結果、

過労と、ストレスからくる腹痛だった

熱は症状の一環らしい



そこから薬を貰って、もう一度眠ってしまった恋歌を

雅臣、右京、要、光で順々に看病した



この事を予測してなかったわけでは無い

この家にやって来て数年になるが、恋歌は一度も体調を崩してなかった


身体の強い子だと思ってたが、あの仕事量はいくらなんでも無茶だとハラハラしていた


だから、大事になる前に一度、倒れた事は良くも悪くも安心したのも本心だった




その後、死んだように眠りこけた

夕方になっても恋歌は目覚めず、

そうしてる間に弟達もバタバタと帰ってきた



しかし恋歌は目覚める気配は無く

仕方なく兄弟は夕飯を取った





侑介「姉貴のご飯って、どーすんだ？」

右京「持って行かないといけませんね」

侑介「俺、持ってく！！」



お茶碗片手に勢い良く立ち上がった侑介はすぐさま、右京に行儀が悪いと叩かれていた




雅臣「まぁまぁ、右京もそのぐらいにしといて…。じゃあ、侑介、恋歌ちゃんにご飯持って行っ」

風斗「はぁ？僕が行くから」

侑介「俺が先言ってるだろ！！」


要「二人とも仲良く持って行ったらいいじゃ…」



侑介＆風斗「なんで、コイツなんかと！！」




そこから喧嘩は大炎上した


前々から2人は犬猿の仲で


侑介はともかく、風斗は何故か恋歌(と、若干琉生も)のみを慕っているので

他兄弟の言葉は全く耳に掛けない






取っ組み合いにまで発展し、

良い加減止めさそうと兄弟が腰を上げた時





恋歌「こら、やめなさい」


その一言で喧嘩が収まった

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