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Melody26 ページ29

フラフラと取り敢えずリビングに行くと、若干名はまだ揃ってなかったものの兄弟の殆どが朝食をとってる所だった


突然の恋歌の帰宅に一同が目を丸くした



右京「お、おかえりなさい。朝食、いりますか?」

恋歌「んーん、いらなぁい…」

梓「しばらく見ない内に…ちょっとやつれたね」

恋歌「そーかな?…まぁちょっと、体重減った…かな?」

雅臣「恋歌ちゃん、フラフラしてるけど大丈夫?顔色も良く無いし…」





仮にも医大生である雅臣が恋歌の様子を見てそう、言った

恋歌は曖昧な返事をした





恋歌「だいじょ…っ」




刹那


《がしゃん》



ダイニングテーブルの方に突然倒れ込んだ




兄弟「恋歌(ちゃん)!!
姉さん!
姉貴!」





真横にいた要が咄嗟に抱きとめたからテーブルに激突する事態は間のがれたが

恋歌は息を荒くして、動けなかった



要「恋ちゃん!!?」

恋歌「ごめ…」


雅臣「右京!救急車!」

右京「はい」


恋歌「駄目、救急車は…だめ」



恋歌は右京の持ってる電話をひったくった




雅臣「恋歌ちゃん!?」





恋歌はただ理由は言わず、電話を握りしめて駄目と言い続けた

恋歌は今、自分が注目を浴びてることはわかってた

だからこそ体調不良で救急搬送なんて、シャレにならなかったからだ



兄たちはどうしたものかと悩み

弟たちは、なにが出来るのか焦った




雅臣「取り敢えず要、恋歌ちゃんを部屋に」

要「あぁ」

雅臣「熱があるみたいだから、右京、冷却シート持って来て」

右京「わかりました」

雅臣「光、僕らの行きつけの先生のところに電話して来てもらうようにして」

光「うん」



雅臣はテキパキと指示を出していく


三つ子は風邪に良さそうなものを買いに走った



苦しそうに息をする恋歌を見た弟達は自分の無力さを痛感した

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水無月のぞみ - 何で名前変えられないんですか?名前を変えれるから夢小説です。 (2021年8月5日 15時) (レス) id: 90a3a483bc (このIDを非表示/違反報告)
雪乃(プロフ) - 彩夏さん» 申し訳ございません。お話の都合上、この物語では名前を固定にさせて頂いております。変更する予定はございませんのでご不便をおかけ致します。 (2015年7月31日 22時) (レス) id: fba6e640a1 (このIDを非表示/違反報告)
彩夏 - いきなりですみません!私事で申し訳ないんですが、夢主の表示を恋歌から、(人1)にしてくれませんか?読みにくいので。できればお願いします。 (2015年7月27日 22時) (レス) id: bcd27abf3d (このIDを非表示/違反報告)
雪乃(プロフ) - 桃猫さん» ありがとです!訂正しました! (2014年4月27日 18時) (レス) id: 5069565a20 (このIDを非表示/違反報告)
桃猫(プロフ) - 27話の題名間違ってますよ! (2014年4月27日 15時) (レス) id: a571d87a23 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪乃
作成日時:2014年4月12日 23時

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