可憐な舞踏会 前編 ページ44
ギャルリー‐side
私はオロチに手をかしてもらって
大広間で休んでいた。
大「大丈夫だったか、ギャルリー。」
皆もついさっき大広間に来て
こうして私の事を心配してくれている。
ギャルリー「ありがとう、皆。」
私は皆の顔を見てそう言った。
ケ「ねぇガブニャン。ここでパーティーとか行うの？」
ケータが大広間を見回してそう言う。
ガブニャン「ええ、舞踏会をジャック様が開こうとしています。」
ジバ「そのジャックって奴、一体何者なんだニャン？」
ガブニャン「それはですね…。」
ガブニャンがそう言いかけたとき
大広間にある垂れ幕が開かれた。
そして、そこにいたのは。
土「よくぞここまで来たな。誉めて使わそう。」
土蜘蛛さんがそこに立っていた(仮装してます)。
えんら「土蜘蛛様、ここにいらしたのですね(^^)」
えんらえんらが笑顔でそう言ったのだか、
土「…さて、皆様が揃ったので舞踏会を始めるとしよう。」
土蜘蛛さんはそう言って何処かへ行ってしまった。
ヘビ「何か土蜘蛛さんの様子がおかしいわね。」
誰もがそう思っていた。
オロ「実はな…。」
するとオロチが私達に衝撃的な言葉を口にする。
オロ「土蜘蛛殿は俺達の事が記憶に無いんだ。」
ケイゾウ「はっ？何だよそれ。嘘だろ。」
オロチと大ガマ以外の皆がそんな
反応をした。
《土蜘蛛さんは記憶喪失になった。》
絶望的だった。
好きな人に自分の事を忘れられるなんて…。
フユ「ギャルリー、気持ちを強く持つんだ。」
えんら「大丈夫よ。きっと私達の事を思い出してくれるわ( ＾∀＾)」
ギャルリー「うん。」
私は少し落ち込みながらも
こうして土蜘蛛さんに会えた事が嬉しいとも思った。
舞踏会当日↓
土「それでは今宵、【カボチャ舞踏会】を楽しんでいって下さい。」
土蜘蛛さんがそう言うと大広間内に音楽が流れる。
舞踏会には沢山の妖怪達が招かれていた。
コマじろう「にぃさん、スゲェ人がいっぱいいるズラね！」
コマさん「コマじろう、オラから離れるんじゃないズラよ。」
アレッ、何かあの兄弟どっかで見たことあるような気がするな〜。
そう思っていたら突然、
ガブニャン「ギャルリー様。」
とガブニャンに呼ばれた。
ガブニャン「貴方を呼びにきました。私に付いてきてくれませんか？」
ギャルリー「うん、分かった。」
私は人混みを避けながらガブニャンについて行く。
私を呼んでいるのは一体誰なんだろう。
そう思いながらホール内から出て行くのでした。
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マリモ星人(プロフ) - かぼちゃさん» ありがとうございます。私の絵を上手いだなんて言ってくれて嬉しいです(о´∀`о) (2014年11月14日 21時) (
レス) id: d2ac7b3f6f (このIDを非表示/違反報告)
かぼちゃ - 作者さんの画力やばい滅茶苦茶うまい (2014年11月14日 20時) (レス) id: becb841db6 (このIDを非表示/違反報告)
ちー - 面白いですね！更新頑張ってくださいね！あと、オリジナルフラグは外した方が良いですよー (2014年10月9日 20時) (レス) id: 03735643ac (このIDを非表示/違反報告)
マリモ星人(プロフ) - スミマセン。教えてくれてありがとうございます。これからも更新頑張ります(*´∀｀) (2014年10月5日 19時) (レス) id: d2ac7b3f6f (このIDを非表示/違反報告)
石田零(元・竹中)(プロフ) - 凄く面白いです！更新楽しみにしています(*^_^*)あと、題名が9話から『第』が『弟』になってましたよ(^_^;) (2014年10月5日 17時) (レス) id: bf1966fb7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マリモ星人 | 作成日時：2014年9月16日 17時
