121話 ページ24
ピルルルル
フィ｢もしも……｣
ク｢人質に代われ｣
バシッ！とゴンに投げ渡されたシャルナークのケータイ。シャルナークも壊すなよっとお怒り気味。
ク｢大丈夫か？奴等はいるか？｣
ゴ｢うん、全員いるよ｣
またバシ！とケータイを投げ返したゴン。
オイッ！と後ろから持ち主が一喝。
フィ｢……ッ…そっちの条件通り、これからパクノダと人質3人を向かわせる。｣
よっしゃぁぁあ！！やっと解放される…！！！
雨の降る中、パクノダと私達人質3人はアジトを出てリンゴーン空港へ向かう。
パ「アンタ達…なぜ逃げないの？」
ゴ「逃げるって？」
パ「手負いのアタシからなら逃げられるはずでしょ？そしたらこっちの切り札はなくなって鎖野郎は望み通り団長を殺せるのに……なんでそうしないの？
━━━━━アイツの仲間なんでしょ？」
ゴ「仲間だからだよ。仲間だから本当はクラピカに人殺しなんてして欲しくない」
『なんならもうこの件で終わりにして欲しいくらい…』
キ「だから交換で済むなら、それが一番いいんだ」
パ「…そう……」
「やぁ…」
後ろからふと声が聞こえてくる。皆で一斉に振り返ればそこには携帯を耳に歩くヒソカがいた。
パ「なんで来たのよ!!」
電話の主と会話をするヒソカ。きっとその相手はクラピカであろう。
ヒ「僕もこのコイツに乗せてくれ♧断ったらこの場でゴンとキルアとAを殺しちゃおうかな♢」
本当は殺す気もないんだろう。クラピカを惑わせるための嘘。何が目的なの…。
ヒ「僕のターゲットは団長のみ。彼が解放されれば僕も船を降りるよ♤団長と戦いたい…それだけなんだ♢」
団長と戦う…?!仲間なのに…?!
あ、そうか…ヒソカは強いヤツとしか戦わない変わった性癖をお持ちなんだった…。
クラピカも流石に断れずに、ヒソカを加えた私達を乗せて飛行船は出発し、荒野の広がる岩場の平地に到着した。
クラピカは何もされていないか確認すべくキルアの心臓に携帯を宛てさせ、何も無いことを確かめた。
セ｢大丈夫、何もされてないわ｣
ク｢よし!!交換開始だ！｣
パクノダ、ヒソカのもとにクロロ。
クラピカ、レオリオ、センリツの元へ3人が戻って行った。
無事に戻った交換が終わった私達は飛行船に戻り、その場を離れた。
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まりも(プロフ) - 名無し76544号さん» 更新が亀よりも遅いこの作品を待って頂きありがとうございす(><)これからも頑張ります！！ (2021年8月19日 23時) (
レス) id: f11f60c757 (このIDを非表示/違反報告)
名無し76544号(プロフ) - 待ってました！これからも頑張ってください！ (2021年8月19日 4時) (レス) id: 7848090b26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりも | 作成日時：2021年3月13日 16時
