108話 ページ11
『分かる！なんか…大人？冷静さがアップした気がする…』
ク｢レオリオは…大した変化も無さそうだな｣
レ「ムカつく度も増したなオイ！」
私がその会話に笑っていると、ふとクラピカが私の顔を見て微笑んだ
ク｢Aは明るくなったな…会った時もそうだったが、顔色が明るくなった｣
『え？ほんと？』
ク｢それに少し髪が伸びたな｣
と私の毛先をくるりと触った
『よく気が付いたね！そろそろ切ろうかなぁと思って！でもクラピカも伸びたでしょ？』
ク「よく分かったな。丁度私も切ろうと思っていた所だ。Aの髪も少し切ってやろうか？」
『え！いいの？！ありがとう！自分で切るの難しいんだよねぇ』
と髪について話していると、クラピカは急に目線を外したかと思えばクスッと笑う
『え、どうしたの？』
ク「やっぱり髪はキルアに切ってもらえ」
『え？キルアに？なんで急に？』
ク「Aは鈍感だな」
と笑われる。キルアの方を振り返って見ると明らかに機嫌の悪そうな顔をしていた
『あれ…なんで怒ってるの…？私何かしたっけ…』
とあたふたとしているとレオリオが口を開く
レ「こりゃ鈍感過ぎるな。ま、そういえば旅団の1人を倒したそうだな？念を覚えて間も無いお前が一体どうやって…」
ク「…もしお前達がクモの残党を捕らえたくてそれを聞きたいなら辞めておけ」
ゴ「その事だけじゃないよ。俺達だって念を極めたいと思ってる。これから先も、念能力は絶対に必要になると思うから！」
ク「なら尚更辞めておけ。私の話は参考にはならない」
そんなクラピカにゴンは何で？とクラピカを見つめる
ク「私の能力は旅団以外の者に使えない」
そう告げた言葉に私達は言葉を詰まらせる
雲行きの悪い中、ソファに腰掛けていた
ク「制約と誓約…？」
ク「あぁ…念は精神が大きく影響する能力。覚悟の量が力をあげる」
クラピカは手を前に出して念をこめて見せると鎖が巻き付けられる
やっぱりクラピカだったんだ…
ク「しかし、それは同時に高いリスクを伴う。私は念能力の大半をクモ打倒の為に使うと誓った。その為にルールも決めた。
クモでない者を念の鎖で攻撃した場合、私は命を落とす」
リスクが高すぎる…それだけ鎖の能力が高いってこと…
ク「私の心臓には念の刃が刺さったままだ。ルールを破れば、その刃が私の心臓を貫き死ぬ。
お前達だから話した。他言はしないでくれ」
すると隣にいたキルアが急に立ち上がる。
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まりも(プロフ) - 名無し76544号さん» 更新が亀よりも遅いこの作品を待って頂きありがとうございす(><)これからも頑張ります！！ (2021年8月19日 23時) (
レス) id: f11f60c757 (このIDを非表示/違反報告)
名無し76544号(プロフ) - 待ってました！これからも頑張ってください！ (2021年8月19日 4時) (レス) id: 7848090b26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりも | 作成日時：2021年3月13日 16時
