109話 ページ12
「なんで…なんで話したんだ!そんな大事な事を!」
キルアは怒鳴り声を上げてそう伝える。
ク「えっ?…何故だろうな…クモの頭が死んで気が抜けたのかもしれない」
キ「まずいんだ!奴らの生き残りに、記憶を読む女の能力者がいる!もしアイツにこの事がバレたらクラピカに勝ち目は無くなる!」
ゴ「でも、あの時はバレなかったよ?」
『あの時は鎖野郎の正体が分からなかったからだよ』
レ「こっちからそいつに近付かなければ安全だろ?1度調べて、白だと思ったんだから!」
キ「他にも、ノブナガって奴がいる…こいつがヤバいんだ!クラピカを探してるし、俺達を追うのも諦めていない」
レ「そいつは、クラピカとお前達の接点を知ってるのか?」
キ「いや…」
レ「なら大丈夫だろ!その記憶を探るって言う奴の周りに、クラピカの事を知ってる奴さえいなけりゃバレない!」
すると今まで黙っていたクラピカが声を発する。
レ「いや…私がヒソカとコンタクトを取っている」
『ヒソカ!??』
レ「奴は私が鎖野郎だと知っている。一応、経典は結んでいたが、奴の狙いだった頭が死んだ今、どんな行動に出るかは分からない」
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レ「確かにその女は私にとって危険だが、私はゴンの言う通り、同胞達の眼を取り戻すことに専念するよ。
すまないキルア。ありがとう。貴重な情報を教えて貰った」
キルアにそうお礼を伝えると、クラピカの携帯から音が響く。
ポケットから取り出し、画面に目をやると大きく目を見開いた。
ゴ「クラピカ?」
ク「ヒソカからだ…死体はフェイクだ…」
『え?!』
レ「死体って…旅団のか?!」
ク「あぁ!クモの死体はフェイクだ!確かに具現化系の能力者なら可能だ…!クッソ!何でこんな事に頭が回らなかったんだ!」
焦りと怒りに包まれるクラピカ。
キ「事態は急変したぜ」
『どうする?私達は何でもする!』
その言葉に頷く3人。
プルルプルル
またクラピカから着信音が響く。
ク「もしもし?
なに?!」
とセンリツという人の声が電話から盛れて聞こえる。
懸賞金も全て白紙に戻す…。
社会的には存在しないとされている連中が住む町、"流星街"。
何を捨てても許される場所。何を捨てても、住人は全てを受け入れる町。
その町の裏では"ゴミ"と称して大量の武器や貴金属を援助する連中を「マフィアンコミュニティー」と言うらしい。
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まりも(プロフ) - 名無し76544号さん» 更新が亀よりも遅いこの作品を待って頂きありがとうございす(><)これからも頑張ります!! (2021年8月19日 23時) (レス) id: f11f60c757 (このIDを非表示/違反報告)
名無し76544号(プロフ) - 待ってました!これからも頑張ってください! (2021年8月19日 4時) (レス) id: 7848090b26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まりも | 作成日時:2021年3月13日 16時