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「なぁ、Aちゃんお願い出来ない！？」
クロは止めていたらしいけれど
切羽詰まった夜久君に相談されて
このお手伝い制度が始まった
体が弱いから止めていたという事情を知った夜久君は顔を真っ青にして無理しなくていいと言ってくれたけど
『毎日お手伝いするのは難しいけど、
少しでも力になれるならやらせて欲しい』
と私から申し立てた
本当に連れてくると思っていなかったのか
先輩達は驚いて
1年生を顎で使うようなことも減り
「ほんと神様仏様月白様だよ
おかげで練習に専念出来る！」
みんなが喜んで歓迎してくれる中、
「帰り遅くなるのおばさん達に言ってあるか？」
『言ってあるしクロが一緒だから大丈夫だよ』
「ならいいけど、」
クロは時々小難しい顔をしていた
「助かるよ。ありがとな、A」
いつも感謝は伝えてくれたけど
余計な心労をかけてしまっているのでは無いかと思うこともある
そんな日々を過ごし、3年生が引退した後
『来年からは正式にマネージャー募集するの？』
「んー、希望してくれる子がいりゃ考えるけど
俺は今のままでいいと思ってる」
『1年生に雑用任せるの？』
「皆でやればいい
やってもらうのが当たり前になって、1度おごっちまったら感謝したり有難みを感じる事って難しいだろ」
『……』
「俺は自分達で使うものを自分たちで準備して、片付ける
このやり方も悪くねーかなって思ってんのよ」
『そうだね』
「まぁ人手があった方が助かるのは事実だけどな
1年だけじゃなくて、皆で分担すりゃマシになるだろ」
『…うん』
「うちの方針は変わんねーと思うからさ
無理ない程度に、時々助けてくださいよ」
『私、邪魔じゃない？』
「何で？助かってるよ」
『良かった』
ー
雑務が減った分、選手たちの負担は減る
利益分に対する嬉しいと、夜久君の言う嬉しいはきっと違う
「…こんなこというのも、あれなんだけど」
『？』
「俺の嬉しいは、確かに夜久と違う」
『うん』
「バレー部とか、主将としてじゃなくて
いち幼馴染として、俺の
思ってる」
『…え？』
「だからってマジで無理しなくていいから
今まで通りバタつく時期に手を貸してくれるだけでマジでありがてーし」
クロの癖
照れてる時に、首を触る
「こんなん絶対誰にも言うなよ
研磨にもだからな！」
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りな∞(プロフ) - 黒尾ファンさん» コメントありがとうございます！やっとゴミ捨て場の決戦まで来れました🥰今後の展開も楽しんで頂けるように頑張ります💓 (4月15日 0時) (
レス) id: 2e61ee43e2 (このIDを非表示/違反報告)
黒尾ファン - もう、どうなっていくのか、想像がつきませんこれからも頑張ってください！！ (4月14日 22時) (レス) @page33 id: 13c9948002 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - 黒尾ファンさん» コメントありがとうございます！ぜひバグり馴染み達の今後を一緒にお楽しみください🙌 (4月1日 14時) (レス) id: 071d7e6dbd (このIDを非表示/違反報告)
黒尾ファン - 続き楽しみにしてますこれからどうなっていくのか楽しみです。応援してます (4月1日 0時) (レス) @page23 id: 13c9948002 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - みおさん» コメントありがとうございます！幼なじみと黒猫の関係も踏まえて今後も楽しんで頂けると嬉しいです💓 (3月23日 18時) (レス) id: a2c38d3b09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2024年3月14日 9時
