赤色トリュフはビター味【おそ松さん】※BL注意

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−バレンタイン直前−

チ「………。」

ト「………。」

チ「………。」

ト「………。」

チ「……！ ………。」

ト(ｲｯﾗｱ)

ト「ちょっとチョロ松兄さん！」

チ「うあ！！と、トド松どうしたんだよ…。」

ト「あのさあ…」



ト「『ドキドキ！彼氏に渡すときめきチョコレート特集！！』ってリア充臭半端ない表紙こっちに向けながらうならないでもらえる！？」

チ「は？いや…別にそっちに迷惑かけてないじゃん。」

ト「いやかけてるよ！おおいにかけてるよ！！チョロ松兄さんその状態で何時間過ごしてたと思ってんの？」

チ「え、いやそんな言う程経ってないっt………。トド松、僕何時からここにいたっけ。」

ト「一時から五時まで丸四時間。いくらおそ松兄さん帰って来てないからってのんびりしすぎだから。」

チ「でもさあ…」

ト「はいはい、どうせチョロ松兄さんのことだからくっだらないことで悩んでんでしょ？」

チ「いや、どのチョコ使うかは重要だろ！」

ト「………チョロ松兄さんマジで言ってる？」

チ「え、何が？」

ト「……」

ト(あー、これガチで鈍感松なやつだ。ていうか互いに気持ち確かめ合った上であの態度見せられてまだ分からないのかお前！？あ、お前って言っちゃったごめんね！？)

チ「…あ、あの…トッティ？」

ト「あのね鈍感松兄さんよく聞いて。あの人はシコ松兄さんの作ったものならゲテモノでもたべるから。(確信)」

チ「今、すごいdisられてなかった？」

ト「とにかく！！大抵のものはイケるから！！(チョロ松兄さん限定で)」

チ「はあ…まあそれならいいんだけど…。実はそれ以前に何作るか決めてないんd」

ト「もういい、チョロ松兄さんは明日ボクと一緒に家でチョコ作る！いいね？」

チ「え、ああ、ありがとう…。……ってお前もチョコ作るの！？誰に！？」

ト「あー、質問は明日受け付けます。そろそろおそ松兄さんも帰ってくるだろうしこの話終わり！その雑誌も早くしまって。」

チ「っと…忘れてた…。」

お「おーい、長男様のお帰りだぞー。」

チ「うわっ、来た…。」

お「え？なになに？何の話？」

チ「お前に聞かせる話は無い。速やかに立ち去れ。(訳:手を洗ってこい)」

お「へいへい、言われなくともやりますよっと……。」←理解している

ト(まあでもこの調子じゃ、鈍感も無理ないかあ…。)

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