二話 ページ8
「……寒い………」
雪に混じって塵もある。
多分、此処等のモンスター達は全員殺されたのだろう。
だとしたら私も………
「……………」
ザッ……ザッ………
「……………」
ザッ……ザッ……
足音が後ろから聞こえる。
振り向いたらヤバい。
自然と早足になる。
ザッ……ザッ……バキッ…!!
「ヒッ…!!!………枝だ、大丈夫、大丈夫…!!」
橋の所まで来た。
そんなに離れていないのに、長く感じた。
?「よぉ、人間……」
声
サンズの声
後ろを振り向く。
サンズだ。
だけど、違う。
何時もは被っていなかったフードを深く被り。
首にはパピルスが巻いていたスカーフと同じ物が巻いてある。
塵も付着している。
サンズが殺したの……?
「………サンズ……」
サン「あぁ?なんでお前が俺の名前知ってんだよ。
お前、これで何回目だ?」
「何の事…?!私だよ、覚えてないの?!私は……」
いや、違う、もう彼は私の事など覚えてない。
違う名前を使おう。
サン「?おい人間、何黙ってんだよ。」
「ごめん、勘違いだったかも、私はフリー、ヨロシクね。」
サンズ「heh……まぁ、ヨロシク。」
どうせ殺すつもりだろうな。
私の事。でも何故こうなったかは知りたいんだ。
それまでは死なない。
死ぬもんか……!!
*貴方は決意を抱いた。
目の色が少し黄色に近くなった。
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はむもち(プロフ) - すごい面白い...!ありがとうございます! (2020年2月7日 5時) (レス) id: 7384021fe4 (このIDを非表示/違反報告)
自衛隊員(プロフ) - 面白いな!=) (2018年10月28日 12時) (レス) id: 7b2c9d3b2e (このIDを非表示/違反報告)
骨狂いの厨二病 - 自分でも、一気に三話ぐらい投稿することに驚いている。 (2018年7月20日 6時) (レス) id: 22ffe6a897 (このIDを非表示/違反報告)
骨狂いの厨二病 - あ、ありがとうございます!!頑張ります!! (2018年7月18日 6時) (レス) id: 22ffe6a897 (このIDを非表示/違反報告)
スズネ(プロフ) - あなたの小説面白いから頑張ってください…!!(語彙力皆無) (2018年7月17日 21時) (レス) id: 7d2f556d8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:骨狂いの厨二病 | 作成日時:2018年7月16日 0時