イヤホンは知っている 【探偵チームｋｚ事件ノート】

ミライ ページ42

砂「ミライの全体像？」

彩「うん、画像が欲しいんだけど。」

砂「たぶんソレ、無理だ。こないだ送ったのはメンバー帳のやつだし。俺、ミライとそこまで仲良くねぇしさ。」


彩「そっか。ごめんね忙しいのに。」

砂「平気。俺はお前の声聞けたから嬉しいし。」


翼にも似たようなこと言われた。

何回言われても慣れないや。


砂「一応俺が知ってる情報、言うつもりだけど、詳しくは言えない。」

彩「それでも良いの。教えて？」


砂「ミライの身長は160cmぐらいで痩気味。イタリア語で話してるけど、英語と日本語も話せる。___これぐらいかな。」


しっかりメモをする。


彩「ありがとう、砂原。」

砂「どういたしまして。じゃな。」


砂原が電話を切ろうとしたから、慌てて付け加えた。


彩「私も砂原の声、聞けて嬉しかったよ。」



私は砂原の次の声を聞く前に電話を切った。


なんか……恥ずかしかったんだ。

思い出して少し紅くなる。



ミライ

身長・・・約160cm

言語・・・イタリア語
　 日本語
　 英語
基本はイタリア語。




よくわからない。


遥さんってイタリア語、話せたかな？

英語は話せそうだけど。



えっと…遥さんの身長ってどのくらいだったかなぁ。



私よりは大きかったな。

私が155cmだから……。


160cmはあるか。

うーん、頭がパンクしそう！


私は小塚君に電話をかけた。

まぁまぁ遅い時間だっだけど出てくれた、ホッ。


それで私は砂原から聞いた事を報告したんだ。


小「僕から皆にも伝えておくよ。」

彩「ん、ありがと。」

小「あと、アーヤに伝えないといけない事があるんだ。黒木が言ってたんだ。」


彩「なぁに？」

小「秀明の理事長に遥がお金を請求していたんだって。」

彩「え。」

小「中1の時だって。詳しくは会って話すって。土曜日集合OK？」

彩「もちろん！___じゃ、おやすみ」

小「ん、おやすみ。」









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だいぶ遅れましたが。

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