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や、やばいこれは非常にやばい
テヒョンくんが私のこの気持ちに気づいちゃったらこの先どうすれば…
「ねえ、ヤキモチってなぁに?」
テヒョンくんが日本に来て間もなくて良かったと心から思った。
よし、これでテヒョンくんとの関係はそのまま保てそうだ。
女神様よ私に微笑んでくれたのですね
ここは自然にサラっと乗り切ろう
「ヤ、ヤキモチって言うのはね餅を焼k…」
「ヤキモチっていうのはね、好きな人が他のこと仲良くしてるとモヤモヤするでしょ?そういう気持ちのことを言うんだよ!」
女神様、あなたは私に微笑むどころか鬼の形相でこちらを見たのですね
あぁ、友人マリナよ、あなたは重い重い罪を犯してしまった
「良いじゃん!よくよく時間が経てばヤキモチの意味くらい知ることだろうし!」
「で、でもねぇ」
テヒョンくんに私の気持ちを知られてしまったら…これからどんな顔で話せば良いのよ
「モヤモヤ…」
テヒョンくんもさっきのこと鵜呑みにしてる
どうしようかと悩んでいるとテヒョンくんはとんでもない質問をしてきた
「Aちゃんは僕に対してヤキモチしてるの?」
なっ…!正直に言えばヤキモチ妬いてる。
だけど私は
「し、してない!」
と答えてしまった
こ、こ、これで良いのだ(バカボンのパパ)
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作者名:マリ | 作成日時:2019年3月15日 0時