【リボーン×黒バス】雲は悪童の弟になったようで。

第8話 ページ13

ああ、でも納得した。つまり彼は“他人に認知されないくらい影が薄い”ってことね。




でも僕は普通に見えるけどな…やっぱり前世のおかげかな？




っていうか、そういえば彼と群れても何も感じない…。前世と比べて群れるのに多少免疫がついたとはいえ、他人と群れられるほど僕はまだ丸くないはずなのに。






……………………。






…どんだけ影が薄いんだ…。目で認識できても、存在感は“そこに居ない”のと等しいということか。






「…ねえ、君、名前なんだっけ？」

「ボクですか？」

「他に誰がいるの」

「えっと…黒子です。黒子テツヤ」

「…テツヤ？」






……草壁と一緒だ。






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『恭さん！恭さん！！』

『？ なに、煩いんだけど』

『恭さんも私のことを名前で呼んでは？』

『なんで？』

『いや、私だけが名前呼びというのは…その…おこがましいというか…』

『ああ…気が向いたらね』

『！ はい！！』



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「………」

「…あの……花宮くん？」

「…ねえ…」

「あ、はい」

「“恭さん”って呼んでみて」

「え？」

「いいから」

「…えっと…恭さん……？」

「………ふっ…」





いや、違うな…。もしかしたらと思ったけど、別人だ。




でも、まあ…




「…いいよ、一緒に帰ろう“テツ”」

「！ はい！！」




一時の気まぐれかもしれないけど…





なんか懐かしいから、いっか。





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なんとここで登場主人公。



え？展開が雑？？



素直にごめんなさい。

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