31.F side ページ31
お偉いさんに呼ばれてAちゃんをその場に残して挨拶に行く
ちょっと心配だけど1人で誰かと話して見てほしいなって思う
挨拶から話が広がって時間が結構経つ
チラッとAちゃんの方を見るとあいつが話しかけてるのが見えた
北山だ
早く戻りたいけど今ここを抜ける訳にもいかなくて戻れない
北山とAちゃんが楽しそうに笑ってる
そっちばかり気になっちゃって話が入ってこない
ソファがある方に移動しようと言われて移動してきたからもうAちゃんの姿は見えない
大丈夫かな
気になる
まだまだ話が続きそうだったからトイレに行くと嘘をついて様子を見に来たけど心配は必要なかったみたい
北山はAちゃんのことを
Aだなんて呼んじゃって、Aちゃんも全く嫌な顔をしていない
寧ろニコニコしている
なんだよ
そんな顔、北山にするのかよ……
って何俺気にしてんだろ
はぁ
理性を保て、俺
トイレに駆け込んで鏡を見る
どんな顔してるの俺は……
「よし……っ気にしない気にしない」
ビシッと自分の頬を叩いてさっきいた場所にまた戻る
戻る時にもまた楽しそうに話す北山とAちゃんの姿が見える
「Aって面白いんだね〜ハハハ」
ハッキリ聞こえたわけじゃないけどきっと北山の喋る声
呼び捨てで呼んでんじゃん
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作者名:mi. | 作成日時:2020年7月30日 22時