蝶屋敷�� ページ4
『ふふ…』
Aから漏れた笑い声でアオイと伊之助の喧嘩は止まり、みんな一斉にAを見た
『ごめんなさい…なんだか楽しくって…』
善｢い、いいと思います！！笑ってた方が！！あの…かわ…いくて…(小声)｣
冨岡を気にして小声になった善逸の言葉に、珍しく炭治郎とアオイも同意の意を示して首をブンブン縦に振った
胡｢あら？騒がしいと思ったらみなさんお揃いで…｣
冨｢胡蝶、すまない、邪魔している｣
胡｢それは別にいいですよ
それよりも、お二人ともご結婚おめでとうございます｣
『ありがとうございます！』
冨岡は一応世話になった胡蝶に結婚の報告はしていた
胡｢それでは私は仕事があるので｣
『あの、お手伝いしてもいいですか？』
胡｢え？｣
『私、一応薬学の勉強をしていて…だから簡単なことならお手伝いできると思うんです』
胡｢わぁ！ちょうど今人手が足りないんです！ありがとうございます！｣
冨｢わざわざそんなことしなくても…｣
冨岡は止めた
胡蝶に余計なことを言われるかも、という直感が働いたからである
『いいの！私がお手伝いしたいの…ダメ？』
冨｢くっ…｣
彼女、いや、妻のこんなキラキラした目を無下に断れる夫がどこにいようか
冨｢胡蝶、危ないことはさせるな｣
胡｢はーい
じゃあ行きましょうか、Aさん｣
胡蝶とAは胡蝶の部屋に移動した
『すごいですね！見たこともない薬品がいっぱいで…！！』
胡｢ふふっそうですか？
じゃあAさんはこちらの薬品の調合をお願いします
もくもくと作業する2人
先に沈黙を破ったのはAだった
『あの、ありがとうございました』
胡｢なにがです？｣
『詳しくは聞いてないんですけど、義勇さんがお世話になったみたいで』
胡｢ほんとですよねー3年前からいっつもいっつも女々しくグチグチと…男ならこうガっといってやればいいんですよ
ってまあ、今さら言ってもなんですけどね、お2人は無事結ばれましたし…｣
『あの、3年前って何の話ですか？
私、義勇さんと会ったの一年前なんですけど』
胡蝶はしまったという顔をした
冨岡がAに思いをよせていたのは3年間
しかしAはお見合いするまで冨岡のことを知りもしない
しかしそんなことを気にしないのが蟲柱、胡蝶しのぶである
胡｢それがですね、｣
胡蝶から全て話を聞いたAは顔を真っ赤にした
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レイ(プロフ) - とても面白くて一気に読んでしまいました！更新待ってます！ (2020年1月16日 22時) (
レス) id: bdf879cb2f (このIDを非表示/違反報告)
夏柯 - コメント失礼します。前作から読んでこちらにきました。すごく好きです！冨岡さんも可愛くて…！更新頑張って下さい！ (2020年1月12日 12時) (レス) id: d7e54bb1e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：circle | 作成日時：2020年1月12日 12時
