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黒色の転機 ページ36

秋の昇格試験後のこと

いつものように自主練をしようと第3体育館に集まった3人

『バスケ部をやめる!?』

青「なんで!?」

黒「先生に僕に帝光のバスケ部は無理だと言われました。確かにそうです。このまま練習していても僕が部の役に立てるとは思えません」

青「何の役にも立たねー選手なんていねーよ」

Aさんは隣で頷いている

「それに…こんだけ練習してるやつがなんで辞めなきゃなんねーんだよ

努力すれば必ず実るとは言わねー。けど諦めたら何も残んねーじゃねーか」

青峰くんの言葉にハッとした

そうだ、僕は…

『バスケやるのに上手い下手関係ないよ?』

黒「それって…」

不思議そうな顔をしているからきっと覚えているわけではないんだろう

黒「じゃあ…これからも僕にバスケを教えてくれますか?」

『もちろん!』

またそうやって君は僕を自然に励ましてくれる

やっぱり僕は君が…

?「青峰?」

見知らぬ人の声に振り向くとそこにいたのは

青「お、赤司じゃねーか」

赤司くん、緑間くん、紫原くんの3人だった

青「そうだ!3人にここの事話したの忘れてた!」

青峰のバカっぷりが裏目に出てしまった

赤「最近練習が終わるとどこかに行くと思っていたがこんな所にいたとはな

A」

赤司くんに名前を呼ばれて肩をすくめるAさん

僕は赤司くんと緑間くんを柄にもなく睨んだ

この人達だ。Aさんの笑顔を奪っているのは…

赤「まあとりあえずその話は後だ。俺は君に少し興味がある。ちょっと付き合ってくれないか」

黒「え、僕ですか」

僕の睨みなんてものともせず赤司くんは僕に話しかけてきた

よく分からないまま赤司くんの前でドリブルやシュートを見せる

赤「驚いたな。初めてみるよ、君ほどバスケに打ち込んで練習しているにも関わらずその成果が実力に伴っていない人を見るのは」

『ちょっと、征十郎…』

赤「あぁすまない。そういう意味じゃないんだ。スポーツをしている者は普通独特な雰囲気がでる。出したくなくてもね。でも君からはそれが全く感じられない。これは短所ではない。むしろ長所だ。それを活かしてコートでチームを支えることができるかもしれない」

影のうすさが…チームを支える?

赤「俺から言えることはこれだけだよ。なにか分かったら声をかけてくれ。」

黒色と赤色→←黒色と青色



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輝夜(プロフ) - circleさん» はいっ!めちゃくちゃ楽しみにしてます〜!! (2019年10月2日 22時) (レス) id: 7e2f4c64ce (このIDを非表示/違反報告)
circle(プロフ) - 輝夜さん» ありがとうございます!掛け持ちしてる作品があるのでゆっくり更新になってしまうかと思いますがお付き合いください^^ (2019年10月2日 22時) (レス) id: ac596bfda9 (このIDを非表示/違反報告)
輝夜(プロフ) - この作品めちゃくちゃ好きです!更新楽しみにしてます!!! (2019年10月1日 1時) (レス) id: 7e2f4c64ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:circle | 作成日時:2019年9月1日 17時

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