占いツクール
検索窓
今日:28 hit、昨日:113 hit、合計:23,146 hit

お嬢様のピンチ ページ4

そして今に至る

セ「おはようございます、お嬢様

今日から中学校ですよ」

セバスチャンはエプロンにフライパンを持った出で立ちでAの部屋のドアを開け放った

『分かってるわよ!!朝からうるさいわね』

セ「もうすぐ私もアメリカに戻るのですからご自分の支度はご自分でなさってくださいね」

目眩がしてもう一度ベッドに潜り込みたくなる衝動をなんとか抑えたAが身支度を終える頃にはもう遅刻ギリギリの時間だった

セ「そんな調子では明日から遅刻なさってしまいますよ!!」

『これでも頑張ってるのよ!!』

Aをポイっと車(もちろん黒いリムジン)に乗せたセバスチャンは車を走らせた

セ「明日からこの道も1人で行くことになるのですからしっかり覚えてくださいね」

『え、どうやって?』

セ「もちろん"歩いて"でございます」

Aはもう何も言わなかった

ただただ死んだ魚のような目で学校までの道をぼーっと眺めていた

セ「こちらでございます」

セバスチャンが車を停めたのは校門の少し手前

他の生徒にジロジロ見られることを考慮したセバスチャンの心遣いだろう

『ふんっなかなか綺麗な学校じゃないの』

セ「旦那様が選び抜いた学校ですから

それでは」

セバスチャンは車を走らせ家に戻っていった

『で、これからどうすればいいのよ』

いきなりピンチである

とりあえず学校に入らないと始まらない、と思ったAは校門までの道を歩き始めた

『確か朝のご挨拶が8時30分から始まるけど門は10分に閉まるって言ってたから…』

今はちょうど8時5分

つまり後5分しかない

Aの辞書に時間に遅れるという言葉はない

父親に昔から教わっていたことである

『ふう…』

なんとか門をくぐったAはまたもやピンチに陥った

下駄箱が分からない

仕方がないので壁にそって歩き始めた

壁にそって歩いていれば辿り着くという謎理論の元、である

歩くこと数分

『疲れたわ』

普段こんなに自分の足で歩かないAの体力は既に限界

『時間もまだあるし少し休みましょう』

そう思って壁にもたれかかっていると

?「あぶねっ」

上から声がし、見上げた時にはもう遅かった

ドンッ

という衝撃が体に加わり、目を開けると地面に倒されていた

そして…

モニュッ

?「なんか柔らかい物が…」

『い…』

人に乗っかられることはもちろんましてや胸を揉まれるなどという事態に陥ったことの無いAは完全にパニックを起こした

『いやぁぁぁぁぁぁ』

お嬢様のピンチ□←お嬢様の憂鬱



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
76人がお気に入り
設定キーワード:黒バス , 赤司征十郎 , 緑間真太郎
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

輝夜(プロフ) - circleさん» はいっ!めちゃくちゃ楽しみにしてます〜!! (10月2日 22時) (レス) id: 7e2f4c64ce (このIDを非表示/違反報告)
circle(プロフ) - 輝夜さん» ありがとうございます!掛け持ちしてる作品があるのでゆっくり更新になってしまうかと思いますがお付き合いください^^ (10月2日 22時) (レス) id: ac596bfda9 (このIDを非表示/違反報告)
輝夜(プロフ) - この作品めちゃくちゃ好きです!更新楽しみにしてます!!! (10月1日 1時) (レス) id: 7e2f4c64ce (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:circle | 作成日時:2019年9月1日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。