ドクタケ ページ39
No side
一方、小さな影がドクタケ領内を掛ける。一年は組、黒木庄左ヱ門と二郭伊助だった。
「見つけた。ドクタケの警戒線だ。」
庄左ヱ門が足を止めた先には紐が張ってあり、伊助はどうするのか聞くと
「ワナにかかる！」
庄左ヱ門は自らワナにかかりに行き、伊助も後を着いて行った。
当然のように捕まった二人は縄で縛られ、稗田八方斎は悦に浸る。
「マヌケな奴らめ！忍たまふたりがドクタケ領で何をしてた！」
「「出たな！稗田八方……酒？」」
「八方、斎じゃバカタレ！！
お前ら、オーマガトキ領の方から来たな？タソガレドキとの戦に首を突っ込んで何か企んでるんじゃないか？忍術学園は！」
わざとらしくボケる二人だか、八方斎は気づくことなかった。
その後ろではドクタケ忍者が荷物を漁り、密書らしき物を発見と報告。
「なになに…？
マイタケ城主佃弐左衛門様、タソガレドキ城は今、園田村を総攻撃中で城はカラッポです。攻めるなら今です…か。
わがドクタケもタソガレドキを攻める絶好のチャンスではないか！さっそく殿にお知らせせねば！！」
急げー！と走っていく八方斎にドクタケ忍者も着いていく。取り残された二人は全て作戦通りでホッとする。
そんな様子を茂みから監視していた木下鉄丸、尾浜勘右衛門も無事に二人が成し遂げホッとしていた。
だが、見ていたのはこの二人だけではなかった。
「蛍火の術か……」
包帯の大男＿＿＿＿＿＿＿雑渡昆奈門。木下と尾浜が一年生を連れて姿を消すと、雑渡昆奈門は園田村へと方向を変える。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 67人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「忍たま」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
イチゴじゃむ(プロフ) - 擂さん» わわわ嬉しいです！！ありがとうございます！！(*´-`*) (2019年9月12日 21時) (
レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
擂 - 映画の話嬉しいです！この小説大好きです！ (2019年9月11日 17時) (レス) id: dbb2f34f73 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴじゃむ(プロフ) - あああ。さん» ありがとうございます！笑了解しました！(＾ω＾) (2019年7月14日 9時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
あああ。 - 続編おめでとうございます！！もう保健委員会の喜びの舞踊りました、、、リクエストなのですが、久しぶりに鉢屋三郎との絡みが欲しいです！！一生応援し続けます.........！ (2019年7月14日 0時) (レス) id: de8812076d (このIDを非表示/違反報告)
イチゴじゃむ(プロフ) - 棒人間さん» 了解しました！番外編の方で作らせていただきます！ありがとうございます(＾ω＾) (2019年7月12日 23時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：イチゴじゃむ | 作成日時：2019年7月10日 21時
