そういう質問じゃない【忍たま乱太郎】

変な顔 ページ30

晴side







ちなみに、と見せてくれたタソガレドキ城主、黄昏甚兵衛に変装した三郎くん。

は組は声を揃えて







「「タソガレジンベエ変な顔ー」」







と、言いました。

確かに変な顔だから、私も覚えれそうだ。って失礼かな。







「安倍先生、これから園田村へ向かわれますが…その格好で？」







「着物出なければ動きやすいですからね〜」







「あぁ、安倍先生。山本先生から預かってますよ。」







立花くんに手渡されたのは、シナ先生のであろう忍者の装飾。







「晴を忍者にする気がこのサラリスト！！」







「え？それ私ですか？」







「わぁぁ格好良い〜」







「アカンで晴！！やめときぃ！！」







「ドッペルは過保護だなぁ」







「三郎も言えたことじゃないけどね」







「え？」







確かに忍者の装飾にちょっと憧れてましたが着てもいいのかな。そりゃあ袴より動きやすいんだろうけどもさ。







「これ着ても良いんですか！？」







「もう脱ぐ気満々ですね。お前たち、外に出なさい。」







襟を掴んでルンルンと土井先生に聞けば、「ごゆっくり」と雨と生徒を連れて外へ。

あの、みんな出ると着方が…ね。







「……この紐、どこに通すのかな」







私はこの日、性別を恨みました。

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