【あんスタ】伝説の新入生 2

新しい 1 ページ2

鬱である。





翠くんじゃないけどそう言ってため息をつく。






え？前作で終わってたライブどうなったかって？





知らん！






嘘です。






あのライブは結果から言えば大成功だった。





Ra*bitsなどの小さいユニットもみんなに注目されていた。





しののんの歌声はすごかったなあ。





勿論、大きいユニット、fineや流星隊、Knightsも負けていなかった。






一番最後に私が歌ったが…






自分で言うのも何だが、一番盛り上がった。





なのでとても楽しい時間を過ごせた。良かったと思う。






そして今はあんず先輩と共に佐賀美先生に呼び出されたのだ。






何もしてないよな…まさかあの唐辛子入りのお茶の復讐か…？





もんもんと考えて職員室へ。






「失礼します。佐賀美先生に用があって来ました」





「お、来たな」





先生の元に行くと横にはあんず先輩。



































と


















「紹介しよう。こっちがここのアイドル科でたった一人の女アイドル、土波Aだ。









で、こっちが新しくプロデュース科に入った＿＿＿＿」






「三笠るるです！よろしくねっ！」





貼り付けた笑顔。





まずそこが目についた。






…ふーん？





「…何で私も呼んだんですか？」





佐賀美先生に言うと苦笑いで





「いや、女少ないからな、ここ。





最初に紹介した方がいいだろ」





ほう。先生もあんまりこの子が好きではないみたいだなあ。





こういう子、問題起こすから嫌なんだよな。





流石に初日には手出してこないと思うけど。





チラッとあんず先輩を見る。





…何の不信感も持ってないな。





狙われるとしたらあんず先輩だ。プロデュース科だし。





私が警戒しないとな。




































…よりにもよって3年かあの人。





最悪だ。しかも守沢先輩いるじゃんあのクラス。






うわああ…頼むから余計なことしないで下さいよ…守沢先輩…。





まあ、そんな感じで鬱なのである。





…陰で「翠くん2号」と呼ばれていたのを知るのは、あと二時間後。

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