浅沼家の日常2

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貴方side

速「それとこんなのも」


櫻「えぇー？！みんな若い！」


『10年前の四皇の宴！』


10年前の私達も今と変わらず楽しそうな雰囲気だった


安「この時は30代だったのかぁ俺。」


宮「俺とAさんなんて20代！」


朴「みんなおじさんおばさんになったね(笑)」


櫻「昔は今よりも呑んでたのにね(笑)みんな食べるものも気にしちゃって(笑)」


そう言われてふと机の上を見ると油っこいものはほとんどなかった


『居酒屋なのに(笑)』







その後も話は止まらず結構な量を呑んだ


しかし全員が今をときめく人気声優


明日も仕事があるため早めに解散することになった


速「じゃあ僕はお先に失礼するね。みんな気をつけて帰ってね」


福「お疲れ様でーす」


櫻「じゃあ家に着いたらグループに連絡入れる？(笑)」


安「小学生か(笑)」


石「じゃあ僕もこっちだから。」


『お疲れ様です！お気をつけて！！』


朴「...にしてもAってこんなにお酒呑めたんだね」


宮「確かに、1番呑んでた気がする」


『家でも呑むとしたら泡盛と東北の日本酒ばっかりだから』


朴、宮「「そりゃあ強くなるわけだ」」


妙に納得した顔をされたけど、これでも酔っている方だ


久しぶりにこのメンバーで飲むことが出来たし、最近はあまり家でも呑まなくなったからね


櫻「お、タクシー来たよ。乗る人いる？」


安「俺電車」


福「おれもー」


宮「璐美さんとAさんから乗ったらどうです？？」


『いいの？じゃあ乗ります』


朴「家の方向は一緒だから途中まで乗るね」


そう言って2人でタクシーに乗り込む


男4人は電車で帰るらしい


『じゃあお疲れ様でした。気をつけてくださいね〜』


朴「次集まるのは舞台挨拶の時だね。」


櫻「はーい、おつかれさまー」


タクシーの中から手を振る


4人の姿が見えなくなったところで璐美姉さんと話し出す


『璐美姉さんの家って前と同じところですか？』


朴「そこからは引っ越して、ちょっとスタジオに近くなったかな」


『今度お邪魔してもいいですか？』


朴「Aなら大歓迎」


『やった！料理持っていきますね〜』






朴「あ、私はここで」


『お疲れ様でした。』


朴「Aもね。明日も早そうだからゆっくり休むんだよ」


『はーい。おやすみなさい』


朴「おやすみ」



運転手さんと私だけになった車内


思い返すと今日は色々なことがあった



『ふふっ、今日は楽しかったなぁ』

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