浅沼家の日常2

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貴方side

セットの組まれたスタジオに早朝に入ったはずなのにもう辺りは暗くなっていた


櫻「俺はこれで今日は終わりなんだけど、みんなはどうなの？」


安「おっ、俺もこれで終わりだ。なら、行ける人で呑みに行こうよ」


福「賛成！」


宮「行きたいっす！」


朴「いいねぇ、Aはどうなの？」


『私も行けますよー。今日は晋さんも家にいるので遅くまで大丈夫です！』


石「Aが行くなら行こうかなぁ」


速「全員で呑むのは何年ぶりだろうね。楽しみだよ。」


奇跡的に全員行けるということで、スタジオから近い居酒屋に入ることになった


この居酒屋は個室もあるため有名人はよくお忍びで通う


ちなみに四皇の宴がアニメだった時もよく仕事終わりに呑みに行っていた





店員「いらっしゃいませー、何名様ですか？」


櫻「8人です。個室でお願いします」


店員「こちらへどうぞー」


店員さんに案内された個室に入るやいなや全員が疲れたようにため息をつく


宮「いやぁ、一日中大変でしたねぇ」


福「ホントにハードな一日だったね、...あ、生8個で」


安「こんなにハードなの久しぶりだなぁ」


全員が思い思いに話している間、私は晋さんにLINEをしていた


A四皇メンバーで呑んできます。遅くなるかもだけど心配しないでね。


すると直ぐに既読がつき返事が帰ってきた


浅沼了解した。家のことはやっとくから楽しんでおいでね


櫻「お、浅沼くんから？許可出た？」


『許可っていうか、まぁはい。』


福「Aの旦那からも許可出たし、丁度ビールも来たし呑むぞー！」


宮「かんぱーい！！」


一同-宮「『かんぱーい！！』」


全員がいい歳の中年なのにグビグビと呑んでいく


みんな若いなぁ


店員「失礼します、焼き鳥と焼きそばでーす」


『ありがとうございます』


福山さんが事前に頼んでおいた料理も続々と運ばれてきてみんな、色々な話をしながら食べる






速「そういえばさ、この前パソコンのデータを整理していたらこんなものが出てきたんだ。」


呑み始めてからしばらくして、全員が一旦落ち着いたところで速水さんが自身のスマホを机の真ん中に置いた


石「これって...」


宮「Aさんじゃないですか！！！若っ！！」


速「そうそう。20年前ぐらいの写真。あの時はAちゃん、制服のまま収録に来ることもあったんだよね」


『うわぁ懐かしいなぁ。よくこんな昔のが残ってましたね…』

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ラッキーカラー

あずきいろ

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