第二十七章 イザ、参ル ページ34
貴方side
私が行くと決まってから、
準備が進むにつれて、噂が広まっていった。
そして、出発の日、
お札やら巻物が入った特注の白いかばんを背負い、斜めに鈴の付いた刀を背負った私は、閻魔殿の法廷にいた。
お香「A様、本当に行ってしまうのですか...」
貴「うん、お世話になりました。
荷物置いていくから、よかったら、また帰ってこられるように、部屋の掃除、一二子ちゃん、頼んでいい?」
一「わかった」
二「まかせて」
滝夜叉「きおつけてな?」
中「戻ってこないと怒るからネ」
貴「はいはい、絶対帰るから。」
閻「Aちゃん」
貴「はい?」
閻「こんなに友達出来て、よかったね」
そういって、微笑まれた。
...。
貴「...っ、はい!」
私は幸せ者ですね
こんなにたくさんの人に愛されることができた。
これ以上のぞむことはない。
私は最後に、
心から、満面の笑みで、
法廷にいるたくさんの人に、
一人一人の心に響くように、
こう、告げた。
貴「私が居なくなって、もし、帰った時、
この、あの世には、
数えきれないくらいの幸せと、平和が訪れていることだろう!
…お世話になりましたっ
行ってきます!」
そういって、
私は、一礼すると、
この足になじんだ床を、土を踏みしめながら、
白澤様のまつ桃源郷へ駆けて行った。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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ユキメ - はなさん» 見てくださったんですか!ありがとうございます。 (2016年1月19日 6時) (携帯から) (レス) id: 19044fb9c1 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - この前はコメントありがとうございました!とっても面白いです、頑張ってください! (2016年1月18日 0時) (レス) id: 5205f6b094 (このIDを非表示/違反報告)
ユキメ - ま、これからも検討かな? (2016年1月16日 21時) (携帯から) (レス) id: 19044fb9c1 (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - おぉ!私と同じなのですね!私もバットエンドは好きです! (2016年1月16日 18時) (レス) id: 3a0e8543cd (このIDを非表示/違反報告)
紅零(プロフ) - ユキメさん» あひょ(´・ω・`)オチねぇ…私的にさぁバッドエンドに終わるのが好きなんだよねぇ (2016年1月16日 18時) (レス) id: c3f9c948e1 (このIDを非表示/違反報告)
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