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ナナミンといっしょ! ページ5

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SIDEー悠二



ドアの隙間からこっそり、二人の様子を覗き見る。

こうして二人の様子を見ると親子に見えるが、これを言うと五条先生に怒られるのは目に見えてるので俺の心の中にしまっておく。



「今日はいい子でお留守番できましたか。」



「うん!!できたよ!」



Aが笑顔でそう答えるが、今日はいい子だったかなぁ??(困惑)



「..アレはいい子だったか?(小声」



「なわけないでしょ(小声」



二人もそう言っている。



「そうですか。ご飯は誰が作ってくれたんですか。」



ナナミンは一見、素っ気なさそうに見えるが、Aの頭を撫でながらとても優しそうな顔をしてるところを見ると、ナナミンもAを可愛がってるんだなぁと思う。



「あんな七海さんに見たことねぇ..(小声」



「常に仏教面なのかと思ってたけど、あんな顔もできんのね(小声」



「ゆーじ!!はんばーぐ作ってくれたの!」



「!虎杖くんですか。お風呂も虎杖くんに入れてもらってましたよね」



ナナミンが一瞬、意外そうな顔をした。

フフンッ、陰で褒められると嬉しいなぁ。



「うん!!ゆーじ優しかった!のばりゃもめぐみも!!」



「そうですか、それはよかったですね。それで_」



チラッとナナミンがこっちを見た。

アレ、ばれた??



「いつまでそこにいるんですか」



「あちゃー!バレてたか!」



「最初から。」



「..すみません。」



「ハァ..Aさんはもう寝るので、明日にしてください」



「おやすみ!ゆーじ!のばら!めぐみ!」



「おう!おやすみ!」

「また明日な」

「いい夢見るのよ。」



挨拶を交わして、ナナミンとAの部屋を後にした。



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作者名:おさとう | 作成日時:2021年1月29日 19時

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