DRAにトリップしたと思ったら自分含めて非原作キャラ3人いるってマ？

1話目 ページ8

目を覚ますといつの間にか
教室にいました。何故でしょう。
自身でここに来た覚えは無いのですが…





？？｢起きたんだ、おはよー｣





A｢ふぁっ！？｣ﾋﾞｸｯ





？？｢……何その反応w｣





声のした方を振り返るととても綺麗で
高めの背丈の女性がいました。



…それもただ綺麗なんじゃない。
芸能人やアイドルなんて足元にも
及ばないんじゃないかとさえ考えたほどでした。



プライドシルバーの長い髪にアメジストの目。
自己紹介の時に隅っこにいたのをちらっと
見ましたがまさかこんなにも……



芸術品が動いて歩くと言われても疑わない程でした。
そんな彼女を見た私は……



A｢私のプリザードフラワーを
つけてください！！！！｣





？？｢お願いだから落ち着いてマジで｣





………我ながらとんでもない話の
切り出し方をしてしまいました…
は……はずかしぃ……





？？｢私は光夜 水岬、あんた、名前は？｣





A｢光夜………さん……？｣





違和感を感じました。
既視感というものではなくどちらかと言うと…



いえ、よくよく考えたら最初から
彼女の存在には違和感がありました。
彼女の名前を聞いたこと自体が
曖昧な上に彼女の才能に心当たりがないから。





水岬｢…どうしたん？｣





A｢あ、いえ、すみません！
私は花ヶ丘 Aといいます！
あの、あなたの才能はなんですか？｣





水岬｢ぁっ………｣





彼女は意味ありげにそう声を漏らし、





水岬｢……記憶が無いの。
実は、自分の才能が思い出せないから
話しかけづらくって、｣





A｢えっ…えぇ！？大変！そんな…！｣





水岬｢いや！そこまで深刻じゃないから｣





A｢そ……そうなんですか？｣





水岬｢そうそう、君に
心配されることじゃなーいよ｣





A｢あっ…え……｣





水岬｢んじゃ行こっか、ここにいても仕方ないし｣





A｢行く……と言ってもどこに……｣





水岬｢ん…とりあえず教室を出よう、
話はそれから。｣

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