第十六松 ページ19
一｢え…嫌だよ｣
え…
今なんて？
｢え、いや…ちょっ｣
どうしたらいいだ
一｢だって疲れるじゃん。…猫触ってるからどっか行ってよ｣
……
えええええぇぇぇえええええ！？！！
まじか。そう来るとは思わなかったよ
｢す、少しでいいでいいからさ！！｣
私が少し声を荒らげるとニャンコが逃げてしまった
一｢ﾁｯ…わかったよ｣
よいしょっとめんどくさそうに立ち上がる一松
よっしゃ
な、なんかぐだったけど…やっと戦えるうううう
ワクワクしてきた♪
｢いくよ｣
ヒュッ
まずは軽く蹴りを入れてみるが避けられてしまった
このぐらいでやられちゃねー
想定内、想定内
バッ
パンチも軽く避けている
その後も避けてばかりだ
｢避けてばかりじゃなくて攻撃してきてよ｣
はぁ、と言いながら拳を振り上げている
見た目によらず意外に速い
お互い避けて攻撃の当たらないまま時間だけが経った
｢そろそろ本気出してくぞ｣
バコッ
一｢…っ！｣
私の蹴りが一松の腹に直撃する
それから少しは避けるがだいぶ私の攻撃が当たり疲れ始めたように見えた
一｢もしかしてあんた死神？｣
｢よく知らないけどそうらしいね｣
一松はマスク越しにでも分かるぐらいﾆﾔｯという効果音がぴったりな笑みを浮かべた
すると急に攻撃してくるようになった
どうしたんだ？
一｢ちょっとやる気出た。本気出してみたい…へへ｣
うわ…
ま、まぁやる気出してくれたなら本気でやれるしいいか
バキッ
ドゴッ
私の攻撃も当たるが一松の攻撃もかする程度に当たるようになってきた
楽しい〜！！！
でもそろそろかな
｢次の攻撃避けてね。危ないから｣
一｢っ！！｣
ドンッ
とっさに受け身を取ったからきっと大丈夫だろうが気絶してしまった
後のこと考えてなかった…どーしよ
あ！この六つ子有名だし
えーと、あそこの魚屋で家の場所聞いてみるか
✱✱✱
魚屋の女の子に場所を教えてもらい担いで来たはいいけどどこに置こう
塀のとこでいっか！
あんまやりたくなかったけど
ピーンポーン
ピンポンダッシュ！！
これで家の中の誰かが見つけてくれるだろう
今まで戦ったやつの中で1、2を争うぐらい強かったかもな〜多分www
あー、楽しかったな♪
さ、家帰って寝よっと
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金平糖 - コメント失礼しまっす！私、喧嘩松初めて読んだんですど、めっちゃ面白いですね！！かっこいい…！初めて読んだ喧嘩松がこの作品で良かったです(*^^*)これからも更新頑張ってください！楽しみにしてます☆ (2016年3月13日 3時) (
レス) id: 2a86c80fdb (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃん(プロフ) - 八雲さん» なかなか更新出来なくてすみません(^^;;ありがとうございます！！！ (2016年2月16日 21時) (レス) id: b00e6108b2 (このIDを非表示/違反報告)
八雲 - 更新頑張って下さい！応援してます！ (2016年2月16日 20時) (レス) id: 29367e3152 (このIDを非表示/違反報告)
遊蘭(プロフ) - ハルさん» うわあああああコメありがとうございますううう！！！！亀更新ですがこれからもよろしくお願いします！！ (2016年2月1日 22時) (レス) id: b00e6108b2 (このIDを非表示/違反報告)
ハル - これからも楽しみにしてます！！ (2016年1月22日 9時) (レス) id: a2d318d1ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まっちゃん | 作成日時：2016年1月19日 22時
