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†第13話† ページ15

Aサイド





††††††††††††††††††††






昨日。




不思議な人と出会いがあった。







アイドルなのに…気さくで、素の表情も豊かで…




とても話しやすい。







そんな人。







別にアイドルだからって極端にこそこそしていたわけでもなかった。






だから私は、話せたのかもしれない。





普通に接することができたのかもしれない。







「……あ…」







突然浮かびあがるのは昔の光景。






学校。人。人。人。






みんな私を…好意の目で見ていない。







先生が優しくするのは自分の名誉を守るため。



「財閥家の令嬢」という他とは違う環境を持っ私を、皆が嫌った。








そのうちいじめがはじまった。


机を隠されたり、上履きがバケツにつかってたり。







なんでこんなことをされなければいけないのかが、全くわからなかった。




「こら!黒曜になんてことするんだ、お前たち!…さ、黒曜、先生はお前の味方だからな」







そう言ってすりよってくる大人。







「味方」なんて嘘だ。






見ているのは、私じゃない。




見ているのは、私の先にある…黒曜家だけ。








「では、あなたがA様を…?」



「はい」



「名前は、奥様とご主人様に伝えておきます。」




「ありがとうございます!」







見ているのは…名誉、だけ。








誰も私のことを見てくれなかった。







だけど。




彼だけは違った。








私が黒曜家の娘と知っても、差別する様子なんて見せなかった。







とても気軽に話せて…





そのうえ、彼の瞳はちゃんと「私」を見てくれていた。








また会いたい。





彼が帰ったあとも、そう思った。







だからこそ私は今__ここにいる。





昨日、彼と出会った、公園に。





会えるかどうかなんて…会えない確率の方が、確実に高いけれど。





少しの望みくらい…かけても、いいわよね?





†††††††††††††††††††








評価&コメ、ありがとうございます!





そして…少しだけお願いが…



わざとの低評価は、お辞めください!




文章gdgdなのはわかってますが…心が痛むので…かなり…









よろしくお願いいたします。

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藍堂 - とっっっても面白いね!気に入ったよ。やっぱりさ、歌の歌詞にそって書くってことは、長くなるのかな?ちなみに私、秘密 黒の誓いが好きなんだ。一回目聞いた時、泣いたよwあ、それと、再新頑張ってね!応援するよ♪ (2015年2月8日 1時) (レス) id: 3978161a67 (このIDを非表示/違反報告)
椛トロ(プロフ) - 秤さん» ありがとうございます! (2014年8月16日 11時) (レス) id: 9cee11950b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 初めまして!秤宮です。名前が反映されてませんが…。いつも応援してます! (2014年8月16日 11時) (レス) id: 5796cf60f5 (このIDを非表示/違反報告)
椛トロ(プロフ) - 遥さん» お返事遅れて申し訳ありません!遥さん、よろしくお願い致します。 (2014年7月30日 9時) (レス) id: 9cee11950b (このIDを非表示/違反報告)
- 初めまして**長男の遥です〜*いつも妹がお世話になてます*!! (2014年7月20日 20時) (レス) id: d80e756d45 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:椛トロ | 作成日時:2014年6月7日 7時

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