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おでこにキスをしたら、瞼、鼻…と降りてきて首もキスをしてきた。
ぴくっ_と体を反応させていると、ふと彼は止まった。


『…?』
「お前、俺以外のやつに食われてるのか?」


(あ…治が付けたんだ…)


昨日の行為の後に付けたんだろう。
治は残すの大好きだから…。

私が気づいたところはなんとか消したけれど、背中までは詳しく確認できてない。
彼は私の跡について聞いてきた。


『うん、食べられちゃった。だから処女じゃないんだ』
「……ちゃんと避妊したのか?」
『多分。ハジメテはもう襲われて…夜は怖い……』


私は震えた声でそう言った。
手先を震わせると、彼は私を強く抱き締めて「聞いてごめん」と口を開けた。


「怖かったな…俺が優しいのに変えてやるからな…」
『うん。ありがとう』


私は彼の目を見て笑った。
すると彼はまたキスをしてくれて、耳や首に跡を少し着けた。
残っていた跡の所には彼が上から書き換えていた。


(………)


「お前はもう俺の妻だ。俺が全て守ってやる」
『うん、嬉しい』


そう言ったあと、彼は私の肩に顔を埋めた。
その後、すぐにチクリと首筋に小さな痛みが発した。


「よし、行くぞ!」
『な、なにしたの?』

「俺の印をつけたんだ。行くぞ」


そう言って彼は私の手を握ってくれた。
私はそのまま彼の後について行き、バルコニーから室内へと戻った。

彼の後について行くとパーティ会場を通り、奥のスタッフへの道へ連れて行ってくれた。
そしてエレベーターの前までやってきた。

ボタンは上の階へ。
エレベーターが来ると、中には清掃員が居た。


「…」


彼は私達を見ては頭を下げ、すぐに降りた。
紫色の瞳をした清掃員。
私が男の後に乗り、ボタンを押しては背中から抱きしめてくれた。


「A、俺は君のこと好きだよ」
『ありがとう。私も貴方が好きよ』


愛を嘆き、ニコニコと笑顔を浮かべる中、エレベーターが閉まって行った。
_締まり切るまで清掃員は私を見ていた。


「……可愛らしい女性ですがどこかで…。」

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シグマ(プロフ) - 黒川かぐやさん» うふふふ、嬉しいです!ありがとうございます!まじ共依存しか勝たん★ (8月27日 20時) (レス) id: af73925dd3 (このIDを非表示/違反報告)
黒川かぐや(プロフ) - あの、好きです……えっと、その👉👈ほんとにこの関係が好きで、この作品沼すぎて、何回も見直しちゃってるくらいです……共依存しか勝たん🥺👊 (8月27日 18時) (レス) id: 5ae6456499 (このIDを非表示/違反報告)
シグマ(プロフ) - 橘スミレさん» ふふふ、ありがとうございます! (8月27日 3時) (レス) id: af73925dd3 (このIDを非表示/違反報告)
橘スミレ(プロフ) - これぞ共依存ですね。最高です。 (8月27日 0時) (レス) @page44 id: 4832f2335e (このIDを非表示/違反報告)
シグマ(プロフ) - 眠いちゃんさん» おおっ、いいところに気づくねぇ!(ありがとうございます!) (5月13日 19時) (レス) id: af73925dd3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シグマ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/  
作成日時:2022年10月23日 19時

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