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『言う必要なんかない。
私は殺せたらそれでいいの。マフィアのボスを』
゙マフィアのボズの言葉が出る度に殺気が最高に伸び上がる。
その異様な様子に帽子の男性と女の子は目を見合せた。
「…ワタシ気になるの、捕まえたら教えてくれる?」
『いいよ。でも捕まる気はサラサラないからっ!』
子供同士の約束。
Aがそう言うと、女の子の方に銃口を向けて撃った。
場所は右肩。
『…』
小さく手が震えたのか、それともわざと外したのか。
エリス嬢の悲鳴と共に消え去った。
「エリス嬢!…大丈夫か?」
「ええ、肩に当たっただけよ」
2人が話している間、コルク弾を詰め直した。
右手には銃。
左手にはナイフと完全武装だ。
(2:1は圧倒的に不利だけど、やるしかないっ)
もう外さない。
それに2人共、浮くこと後できる。
持たれたら不味そうだ。
「チュウヤ、行くわよ」
「おう」
『っ、諦めないからッ』
私はカバンを下ろして、身軽になると走り出した。
まず、仕留めれるのは帽子の男性から、ナイフを振ると、女の子がこちらに向けて注射器のようなものを向けてきた。
コルク弾を撃って相槌にして、プラス1弾で頭を狙ったが簡単に避けられた。
すぐに足下を蹴り、ジャンプして、帽子の男性の攻撃を避ける。
避けてばかりの試合で、攻撃できたのは初めだけ。
『っ、はぁっ、はぁっ、ぐっ…ぅ…』
1瞬。
クラッ…と目眩に襲われた。
…ここまで来るのに異能を途切れ途切れ使いすぎたのかな。
ふと、前を見ると手を大きく広げた男性の手が目の前にあった。
『ぁっ』
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シグマざん(プロフ) - るなさん» ありがとうございます。マイペースにやらせて頂きます (12月8日 0時) (レス) @page12 id: af73925dd3 (このIDを非表示/違反報告)
るな - 続き楽しみにしてます! (12月7日 23時) (レス) @page12 id: 4b22b5eac9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シグマ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp//
作成日時:2023年11月24日 10時