38、宙side ページ39
体育祭が終わったグラウンドは
なんだか少し、寂しく感じた。
カナエ｢宙。みんな生徒会室で待ってんで。｣
宙｢あ、今、行きます。｣
カナエ先輩の横を通り過ぎようとしたとき
カナエ｢待って…｣
宙｢え？でも、みんな待って…｣
僕は話すのをやめた。
だって、いつものカナエ先輩と違っていて
そのまま無視するわけにはいかなかったから。
宙｢どうしたんですか？｣
カナエ｢あんな…うち…宙のこと、好きかもしれん…｣
宙｢え…？｣
誰もいないグラウンドに夕日が差している。
風景がカナエ先輩のようなオレンジに染まる中、
突然の告白。
驚きと戸惑いで無言が続く。
カナエ｢愛ちゃんに言われてん…
宙の話してること多いし、
一緒におるとすごく楽しそうやって…
そう言われてから意識しちゃって…
これって、恋、なんかな…？｣
カナエ先輩の泳ぐ目が、より彼女を可愛く見せた。
恋…
恋の定義って、なんだろう…？
人それぞれ違うだろうし…
でも、カナエ先輩のこの目は、見たことない目。
少し不安げで、でも愛おしそうな目。
この目を恋以外で、なんと言うのだろうか。
宙｢僕と、付き合ってみますか…？｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 14人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
空井 奏音(プロフ) - †天使系殿厨ちゃん(笑)†さん» 書いてることはずっと言ってて『リクエスト夢小説』の中から抜粋して手紙と一緒に渡したらみんなが読んでくれて、とても光栄です(笑)いやいや！私はそんなに凄くないですよ！ただ、こういうことしてますって本人に伝えただけです。笑 (2019年10月7日 17時) (
レス) id: a2ac2c9dcc (このIDを非表示/違反報告)
†天使系殿厨ちゃん(笑)† - え！？それはヤバい！！てかメンバーも読んでるんですか？！すごーー！！奏音さんって凄い人だった！…そんな方に私は馴れ馴れしく。。申し訳御座いませんでした！_●■_ ←(土下座通り越しての土下寝(笑)) (2019年10月6日 0時) (レス) id: a7676729d0 (このIDを非表示/違反報告)
空井 奏音(プロフ) - †天使系殿厨ちゃん(笑)†さん» 夢小説の感想聞きに行ったりもしてますよ。笑 (2019年10月5日 19時) (レス) id: a2ac2c9dcc (このIDを非表示/違反報告)
†天使系殿厨ちゃん(笑)† - 最初は『宙くん酷い…！怜さんが可哀想！！』って思ってたけど、最後はみんなhappyな感じ(カナエちゃんか！笑)で終わってホッとしました！ (2019年10月5日 17時) (レス) id: a7676729d0 (このIDを非表示/違反報告)
†天使系殿厨ちゃん(笑)† - 握手会！いいなぁー！インスタとかツイッター見ただけで発狂しまくって死にそうになるのに会ったら多分確実に死にます。。高校生なったら絶対会いに行く！(親に内緒で…) (2019年10月4日 23時) (レス) id: a7676729d0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：空井 奏音 | 作成日時：2019年1月1日 21時
