進路希望にふざけて私立夢ノ咲学院アイドル科と書いたら本当に入学してしまった件について【あんスタ】さん！

１２５話 ページ27

次の日


俺は少し大きな紙袋を手に、廊下を歩いていた


「どうしよう…。特売で思わず買ってしまったクロワッサン」


朝に特売がやってるのなんて珍しい、とお店に入り、気がつけば沢山のクロワッサンを買っていた
そしてお腹に入らなくなり、さ迷っている次第でございます

…クロワッサンって言ったら、Valkyrieの宗さんだよなぁ
いや、そもそも会わないだろうけど


「さて、どうしたものか…」


「どうしたん？」


「この大量のクロワッサンをですね……うわあっ！？」


「あ、ごめんなぁ〜。驚かす気はなかったんよ」


不意に後ろから声をかけられ、奇声を上げてしまった
のは置いといて、聞いたことのある声に俺は振り向く


「そんで、いったいどうしたん？クロワッサンがどうの言うとうたけど」


み、みかちゃんさんだ！
今さっき丁度Valkyrieのこと考えてた！！
噂をすればなんとやらだね！！
……にしても、綺麗な目をしてるなぁ


「んもう、なんやの？あんまじろじろ見んでほしいわぁ」


「……あっ！す、すみません！余りにも綺麗な色をしていたので…つい」


「……もしかして、俺の目のこと言うとる？」


はい！と返事をする
そしたらなんか照れるわぁ〜、とはにかみが返ってきた
可愛いですね知ってます


「あ！クロワッサンなんですけどね、沢山買ってしまい余っちゃってるんですよね…」


「ほっか〜……。お師さんが喜びそうやなぁ」


お師さんはな……とお師さん、もとい宗さんのことについて力説してくれる
本当に宗さんのことを慕ってるんだな…



†††††
みかちゃんの喋り方が間違ってたらごめんなさい…！
違和感を覚えた方は方は「ここの喋り方が違う」とご指摘いただけると嬉しいです

少しイベント見返したんですけど、そっか〜。がほっか〜。なんですね
そしてほっか〜って言葉を使いたいというだけで少し台詞を変えたという←

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