１１３話 ページ15
「それでは、次は夢ノ咲学院の生徒によるライブです！どうぞ！！」
ワアアアア、という歓声が耳に入る
最初は、傷ついている勇者を貴族が拾うシーンだ
俺は片腕を押さえ、片足を引きずるようにしてステージの真ん中まで進んだ
『ぐっ…。私も、ここまでか…』
「ねえ、あの子誰かな？」
「分からなーい。見たことないよね」
聞こえてますよー
そして膝から崩れ落ちる
そしてfineの登場。明らかに歓声の大きさが違った
うーん、格の違いを思い知らされるなぁ…
『君は優秀な勇者だ。どうだい、僕達に仕える気はないかな？』
そう差し伸べられた手を取る
黄色い悲鳴が凄いぞ、黄色い悲鳴が
そして少し距離を取り、俺は片膝を床につけた
『私はあなた方に救われた身。たとえこの身が滅ぼうとも、あなた方を守ることをここに誓います』
そして何回もやったこのシーン
レッスンと違い、友達や家族同然の人が見てるとなるとやっぱり緊張するな…
そしてここで一回目の曲が流れる
fineが歌う、勇者を歓迎する歌だ
…やっぱり、凄いな。心に響いてくる
その後は少しだけ勇者と貴族の普段の様子を演じる
うん、今のところ失敗してない
一旦裏に戻ると、Switchの三人が迎えてくれた
「ふふ、どうだい。僕達の勇者は凄いだろう？」
「そうだネ。でも、ボク達の勇者になるから」
「らいちゃんかっこいいです！宙も頑張るな〜♪HaHiHuHeHo〜♪」
「さあ、俺達の魔法を奏でましょう」
「見事、ボク達の魔法にかけられるといい。有能な勇者クン」
「！！もちろんです…！」
不意打ちのガチトーンは辛いです
かっこよすぎるんですけど！！？
…次からは、操られるシーンだ、頑張ろ
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吹雪 - いえいえ♪これからも頑張ってください♪ (2017年8月7日 19時) (
レス) id: dcb4c008b4 (このIDを非表示/違反報告)
衣坂 焔(プロフ) - 吹雪さん» なるほどです！見つけ次第直しておきます！ご指摘、ありがとうございました！ (2017年8月7日 19時) (レス) id: bfdfcc19c6 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - えっと．．．何話って感じじゃなくて、深海くんと宙くんのセリフで夢主の名前が出てくる時、ですかね?(長くてすみません！) (2017年8月7日 19時) (レス) id: dcb4c008b4 (このIDを非表示/違反報告)
衣坂 焔(プロフ) - 吹雪さん» ありがとうございます！もしよろしければ、具体的に何話か教えていただいても良いでしょうか？ (2017年8月7日 18時) (レス) id: bfdfcc19c6 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - いい作品ですよね！ 所々夢主の名前がデフォルト前の名前になってますよ。 (2017年8月7日 18時) (レス) id: dcb4c008b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：衣坂 焔 | 作成日時：2017年5月16日 23時
