愛してもいいじゃないか！S×J (ページ36)

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１**片思いページ36

Jside

休日。家の中を掃除してたら本棚のアルバムから懐かしい写真が出てきた。

１０年前。僕の棘棘時代がようやく終わりを告げてきたころ。

潤「懐かしい・・・。」

その写真に写ってるしょおくんは僕の方を組んでるけど少しビビってる。

で、その僕はと言うと実に可愛くない。髪型もツンケンしている。

潤「・・・そういえば。」

そういえば、このくらいの時期だったなぁ・・・。

しょおくんに片思いし始めたの。

～１０年前～

今となってはどうやって好きになったかは覚えてないけど、

このくらいのときに自然としょおくんを目で追うようになっていた。

潤「はぁ・・・。」

に「どうしたんですか？ため息なんてついて。」

潤「にの。」

に「らしくないですよ。」

潤「ちょっと・・・想うことがあってね。」

に「あらお悩みですか？それならこの二宮さんが聞いてあげますよ。」

潤「いや・・・大したことじゃないからいいよ。大丈夫。」

に「そう？僕に言いにくいなら堂島さんに相談してもいいんだよ？」

潤「堂島さんも忙しいでしょｗ本当に些細なことだから、心配してくれてありがとう。」

に「んふふ、珍しいですね。そんな素直になるなんて。」

潤「うっさい。」

このときは、男が男に恋してるなんて口が裂けても言おうと思わなかったな・・・。

だって気持ち悪いって思われるのやだから・・・。