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story115 ページ21

Aが好奇心のままに俺に質問攻めする幻太郎をたしなめた。

まぁ、幻太郎は詮索するのが好きだからな…

本人も悪気があって詮索してるわけじゃないと思うんだが…

ん?

待て。今、A、なんて言った?

“あの時は乱数も傷ついたはず”?




…こいつ…俺たちの解散について何か知ってるのか?



「あ!そうだ、A!

Aは今、シンジュクの寂雷のチームメンバーの所に住んでるんだよね?」


『うん。私の幼馴染なんだ』


帝統「神宮寺寂雷のチームメンバー……ってことは麻天狼の奴らか?」


幻太郎「…A、貴方もしかして…男と2人っきりで同居してるのですか!?」


『…幻太郎も帝統も声大きいよ…

急にどうしたの?

大丈夫だよ、安心して?2人きりじゃないし、同居って言うのもおこがましい…私は迷惑かけて居候してるの』


幻太郎「2人きりじゃない…んですね?」


『うん!3人で生活してるから』


帝統「3人?」


『え?…あー、説明不足だったね。

私は、今、一二三と独歩と3人で1つの部屋に住んでるんだ』


帝統「…!?」


幻太郎「な…」


「ふふふーん」


幻太郎「ダメです!A、今すぐ出て下さい」


『え?』


帝統「そうだ!いくら幼馴染つったって20歳超えた男と女だぞ!?

もっと警戒心持てよ!」


幻太郎「そうですよ、A!

いつも警戒心など持たず、イカサマに引っかかっている帝統に“警戒心持てよ!”なんて言われたら終わりです!」



2人とも……そんなにAを攻め立ててどうするつもりなんだよ。



『でっ、でも!

私、2ヶ月後には幻太郎達にもお世話になるって…乱数?』



私の提案を幻太郎と帝統に話していないのか、と言う目で救いを求めてくるAに仕方なく俺は助け舟を出した。



「も〜ゲンタロ!ダイス!

この前話したじゃん!Aは、各ディビジョンの知り合いを怪我が治るまで1ヶ月ごとに回ってくるよ!って!

幻太郎と帝統の話を通したら、僕達も成人男子だもん!

家にA、イソウロウさせてあげられなくなっちゃうよ!」


幻太郎「…っ…確かに…」


帝統「でもよぉ!」


『帝統、心配してくれてありがとう。

でも私の友達にそんな疑い深い人いないから安心して?ね?』


帝統「…なんかあったら、すぐ言えよ」


『はいはい、ありがとう。


…ところで乱数、C&Cについてまだ知ってることはない?』


「えーもー、そんなに気になる?


それなら、一郎や左馬刻に聞くといいよ!」

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設定タグ:ヒプマイ , 逆ハー , ヒプノシスマイク   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:lotus_r | 作成日時:2021年3月11日 19時

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