5人のマネージャーは親友 ⑦ (ページ20)

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フェイスタイムページ20

大倉忠義side

最近リモートでレギュラー番組とかやって、家にいる機会が増えて、なかなか鎌倉に行けてない

ホントはAに会いたい

会って抱きしめてキスしたいけど、そんなことしたら密接やし、どっちかがコロナかかってたら危ない

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章「何やっとん。電話するならフェイスタイムでええんちゃう？顔見れるし」

「…その手があったか！夜電話しよ」

章「今すればええやん」

「あんな、今仕事中。パン屋って忙しいんやで」

章「出ることを祈る！」

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ヤスが勝手に押してきた

フェイスタイムも押され、しばらくコール音が続く

「ほら、やっぱり忙しいんやから」

章「あ、彼女さーん！電話じゃなくてフェイスタイム！顔見せて！」

A『え、フェイスタイム？あ、たつくん！ヤスくんだ！わー、可愛い』

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章「可愛いって。俺可愛いって」

「はいはい…A、なかなか会えんくってごめんな。元気でやっとる？」

A『元気だよ。会いたいけど我慢する。次あたしが熱出したらコロナかもしれないしね』

「そんなこと嘘でも言わんといて。俺より先に死んだら許さへんから」

A『ありがとう。じゃあ、切るね。バイバイ』

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これが最後の会話になるとはこの時思ってもみなかった