5人のマネージャーは親友 ⑦ (ページ12)

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さすが令嬢ページ12

櫻井翔side

本来なら、今回の誕生日は別宅でパーティーする予定だったんだが

Aが病み上がりということもあり、中止となった

ま、どっちにしろ俺には彩月がいる

彩月に祝ってもらうのが1番なんだ

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彩月「今日の仕事は以上です。なので、用意したスーツに着替えてもらっていい？」

「え、あ、うん…」

彩月は楽屋を後にして、出て行った

用意したスーツって、これ高級ブランドのスーツじゃん

さすが、令嬢

俺への誕生日プレゼントってわけか

・

コンコン…

「はい…」

彩月「失礼します…///…では、そろそろ行きましょう」

「ん？どこに？」

彩月「秘密です」

・

そっか、サプライズなんだ

でも、何でさっきから敬語？

なんか、むず痒いなぁ

車に乗り込み、向かった先は高級フレンチ店

さすが、令嬢

・

しかし、店内に入ると…他のお客はおらず、すっごい静かだった

「…何で誰もいないの？」

彩月「貸切だから仕方ないでしょ。コース料理に合う赤ワインを下さい」

店員「かしこまりました」

「貸切なのか…しかし、さすが令嬢だな」

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