ろく! ページ8
No side
今は冬
もうすぐ春
そんな中、1人の巫女があることを呟いた
｢まーたあいつら異変起こさないかねぇ｣
｢大丈夫だろー。あんだけ懲らしめりゃ｣
｢春奪われちゃぁ宴会出来ないし、困るし｣
｢お前暑いの寒いの苦手だからな、けど私も春と秋がちょうどいいしな｣
｢眠い｣
｢唐突すぎる｣
一方、冥。死後の世界である
｢ついに……完成したわ。幻想郷の能力を満杯に入れた5つのオーブ｣
｢これを取り込めば……月の姉妹をも倒せる。ましてや永琳、輝夜をも倒せる｣
｢でも、まだ取り込むには早いわ。巧妙に計画を立てないと。｣
｢幽々子様、紅魔館にとても強い能力をもつ人間の姉妹が来たみたいです。｣
｢あら……なら吸い取れるかしら?バレたら、もういいわ。異変を起こす。｣
｢はい。直ちに。｣
一方、紅魔館。
夢主side
妖夢が来たことなど知らず、雑談をしていた。
レ｢にしても最近平和ね。暇だわ｣
フ｢あれって妖夢じゃない?久々に見た｣
レ｢落ち着いたかしら?A｣
『……うん。でもなんか力が吸い取られるような……』
心桜｢あ、あれ!見て｣
レ｢……!?オーブに……何かを吸い取ってる?しかも2人から｣
『っ……!』
急いで走った。あの剣士の元に。
『……貴様……何をしている。答え次第では今すぐ掻っ切るぞ』
妖｢あら。バレましたか。ならいいです。今の貴方は能力が無い殻。｣
『……貴様、能力がないと戦えないと勝手に勘違いしてるみたいだが』
妖｢当たり前ですよ。この世界は能力が全て。｣
『はぁ。馬鹿だなお前。私の能力全てを吸い取れたと思ってるのか?』
『私の能力は1000個以上だ。そのオーブで吸い取れるのは500個まで。』
『それに、奪おうとすればお前に大量の罰が襲いかかる。』
『勝ち目などねぇんだよ。』
妖｢……いいですよ。殺してください。｣
『……貴様、半人半霊だな?その余裕にその剣』
『魂魄妖忌の弟子。魂魄妖夢。』
『いくら殺しても殺れない、と思ってるんだろ。』
……殺れるんだよ。
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作者名：ぴこのーる/gakusei | 作成日時：2020年2月15日 9時
