タイムスリップした先は…

3話　伊達政宗?! ページ4

政宗「じゃあ無理矢理連れてってやる」


貴女「いやあ”あ”ぁぁ」


政宗「叫びすぎだろ。うるせー。Aの事を考えて言ってあげてんのによ。
最近、山賊が多いから気を付けろよ。山賊に見つかれば捕まって、売られて、身体汚されてくだけだぞ。最終的には飢え死だな。
俺がそんなに嫌なら別にいいけど」


貴女「ヒィッ」

この時代マジで怖い。早く帰りたい。
やっぱり入らなきゃよかった。
大人しくこの人に付いて行った方がいいかも知れない。


政宗「じゃあな。せいぜい頑張れ」


貴女「……待って」


政宗「ん？」


貴女「…付いて行く」


政宗「…やっと分かったか。」


貴女「…政宗。ここ何処？」


政宗「米沢村だ」


貴女「米沢村？」(米沢市のことかな？)


政宗「ほら馬に乗れ」


貴女「・・・」


政宗「乗る事も出来ねぇか。手ぇ貸せ」


貴女「わっ」


政宗「飛ばすぞ」


貴女「いやぁぁ」

速い…。あ…無理だ。死ぬ…



政宗「おい。目ぇ瞑って下向いてたらそりゃ怖いだろ。正面から風受けた方がいいぞ」


政宗さんは私の身体を無理矢理起こし、
前を向かせる。

私は恐る恐る目を開けた。


貴女「わぁ…」

不覚にも”楽しい”と思ってしまった…


政宗「どうだ？いい景色だろ？」


貴女「うん…」

でも安全ベルトとか、何も付けてないのに、
この速さは怖い…


政宗「まだ怖いか？落とさねぇから安心しろ」

政宗さんが私の心を読めているようで怖い…


貴女「…ほんとに？」


政宗「この俺が落とすと思うか？」


貴女「…っ思わない」


政宗「そう思うんだったら安心してろ」


なんでこういう事、普通に言えるんだろ…

というか急すぎるの。気に入ったとか、
俺の城に来いとか…


政宗「おい！あれが俺の城だ。」


貴女「スゴい…」


ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

久しぶりの更新です！これからもよろしくお願いします！

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