【真波山岳】坂道くんの姉は箱学自転車部の女子マネでした！

9.予想と違うけど…… ページ10

目を開けると、白い天井と……真波くんが見えた。



｢真波くん！？えっと、あのあと私…｣


真｢A先輩目覚ましたんですね！心配しましたよいきなり倒れるんで！あのあとは俺がお姫様抱っこして保健室のベットにA先輩を寝かせました｣



｢ごめんね！重かったでしょ？｣


真｢重くないですよー！｣


｢えっと、それでね、真波くん。昨日の事なんだけど……｣


真｢はい｣


｢私も真波くんのことが大好きです！これからよろしくお願いします///｣



真｢え……！？本当ですか！A先輩！じゃあ俺のこと山岳って呼んでくれませんか？///｣


｢え///えっと、山岳///｣


真｢///A先輩かわいいですね///｣



｢っ///可愛くないよ///｣


ギュッ



真｢A先輩がかわいいから好きになったんですよ///可愛くなかったらこうやって抱き締めませんよ///｣


｢うっ///｣



真｢顔真っ赤ですよーA先輩｣



｢うっ///……そう言えば今何時なの？｣



真｢今丁度三時限目くらいですかね？｣



｢えっ！ちょっ、それ、まずくない？｣


真｢何がですかー？｣


｢うわっ！早く行かないと！真波くんもこんな時間まで私のところにいなくて良いよ！｣


真｢いやー、寝顔がかわいかったもんで｣


｢そんなこと言ってないで早く戻ってよ！もう！またね！｣



そう言って駆け出した。ちょっとした照れ隠しだったのか、三時限目までサボってた焦りなのか…。それはわからない。

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