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私とメカ丸はガラガラとキャリーバッグを引きながら、中庭へと移動した。
まだ京都のみんなも起きているだろうが、今は会いたくない。
人がいない所で話したかった。
運動場に降りる階段に、2人で並んで座った。
「オマエ、前よりもっと綺麗になったんじゃないカ？」
『いつの間にそんな口上手くなったの？』
思わずふふっと笑いが溢れた。
『…メカ丸、私フラれた。』
「…オマエをふる奴なんているんだナ。」
『いるんだよ、最強はやっぱり振り向いてくれないの。』
「オマエ、よりによってアイツを好きになったのか？アレはだめだろ。オマエ男の趣味悪かったんだナ。」
『仕方ないじゃん、好きになっちゃったんだもん。』
『…本当に好きだったんだもん。』
「分かってる、頑張ったんだナ。」
『頑張ったの、頑張って伝えたの。
でもダメだって言われた。
生徒だからだからダメだって。
そんな真面目なこと言うキャラじゃないだろ って思ったんだけどね。』
『…先生のこと困らせちゃった。』
『メカ丸、褒めて。』
メカ丸は何も言わない。
『もう忘れたい。
もう一回人生やり直したい。
先生好きになる前からやり直したい。
東京なんか行かなきゃよかった。』
「そんなこと言うナ。」
「オマエはよく頑張っタ。オマエが頑張ったことをオマエ自身が認めるべきダ。」
ダムが決壊する様に涙が溢れる。
『ううう〜〜！
メカ丸もちゃんと言うんだよ〜〜！』
「それは…時期を待ってだナ…」
『一緒に失恋しようよ〜！』
「そういうのはやめロ。巻き込み事故にしようとするナ。」
月の見えない、星降る夜。
期限付きだったこの恋は終わった。
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夢花(プロフ) - ユリ.さん» ふふふwwwそうなんですかwwwこれぞ小説のちか(((殴 ﾒﾀﾒﾀｧ (2021年5月7日 9時) (
レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ.(プロフ) - 夢花さん» マジで息できないですよね。（笑）終わった後息も絶え絶えになりますもんね！夢主ちゃんも呼吸困難になったと思いますが、ここで死なせてもアレなのでちゃんと息できたことにしてます。（笑） (2021年5月7日 7時) (レス) id: c519aef02a (このIDを非表示/違反報告)
夢花(プロフ) - 普通にこしょこしょは死人でますよ?だって息できないもん{笑ってるから}(・_・) (2021年5月6日 16時) (レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ.(プロフ) - 陽菜月さん» 口から心臓はやばい！（笑）しまってしまって〜（笑）もう少し待っててくだされな！まだ本調子になれず…（；＿；） (2021年4月16日 6時) (レス) id: 5035154a58 (このIDを非表示/違反報告)
陽菜月 - もう、続きをワックワック胸を踊らせながら待ってます！！(ワックワック！んあ！？ワクワクしすぎて口から心臓が！？グロイ！) (2021年4月15日 22時) (レス) id: 6820255b8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユリ． | 作成日時：2021年4月2日 20時
