選択 ページ7
「あ・・・あの・・・、これ、どういう事？」
電気はついていなく、お客もいない。
いや、九条さんがお客さん？
いや、それにしては両親の表情に違和感が・・・。
とりあえず私は両親の元へ行き、状況を聞くことにした。
「ねえ、これ、どういう事？」
父「・・・っ、店を・・・っ、潰されたんだ・・・！」
・・・え？
「潰された・・・？だって、昨日まで普通に・・・！」
九条「僕がやったんだ。」
「・・・なんで！？私たちが何かしましたか！？」
つい情になって叫んでしまう。
でも、でもここは・・・！
昔両親が話してくれたんだ。
父『A。ここはな、俺たちが小さい頃から夢見ていた場所なんだ。』
母『ずっと約束してたの。大人になったら、小さなカフェを建てようって。』
私はそれを語るときの顔が忘れられなかった。
夢に満ちた顔。幸せそうな微笑み。
そんな両親を私は大好きだった。
母は少し嫌いになってしまったが・・・。
それでも、それでもやっぱり許せなかった。
両親の夢を簡単にブチ壊したコイツが。
九条「何もしていないよ。強いて言えば少し邪魔だっただけだ。」
「ふざけないでよ・・・！」
九条「でもそれでは少しつまらないね・・・。そうだ。」
九条「Aちゃん。君は前回会ったとき、アイドルになりたい。そう言っていたね？」
「・・・、言ってませんよ。」
いきなり何を言い出すんだ。
それに私は面白そうだなと言っただけで、なりたいとは言ってない。
九条「いいや。顔がそう言っていたよ。」
「！？」
否定出来なかった。だって、口には出していなくても、心では思っていたから。
九条「君の歌声には聴く人の心を魅了する力がある。」
九条「それで、ここからが本題だ。」
九条「僕の所へ来て、アイドルになる気はないかい？」
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manaekaki(プロフ) - Rinさん» 見てみたらそうでしたね！直しておきます！ご指摘ありがとうございました！ (2016年9月10日 22時) (
レス) id: 7bb55a48ed (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - 龍之介の一人称は「僕」ではなく「俺」ではないですか？ (2016年9月10日 20時) (レス) id: 42ba435213 (このIDを非表示/違反報告)
manaekaki(プロフ) - 二次元LOVEさん» コメありがとうございます！面白いと言って頂けてとても嬉しいです！これからも頑張ります！ (2016年8月27日 11時) (レス) id: 02c8dea248 (このIDを非表示/違反報告)
二次元LOVE - とっても面白いですね！これからも、更新頑張ってください！応援しています！ (2016年8月27日 10時) (レス) id: 39c33adda0 (このIDを非表示/違反報告)
manaekaki(プロフ) - 胡蝶さん» なんどもコメしてくれてありがとうございます！天にぃ気に入ってくれて良かったです！これからも更新がんばります！ (2016年8月25日 23時) (レス) id: 7bb55a48ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：manaekaki | 作成日時：2016年8月22日 11時
