懐かしの ページ44
「ちょ、タンマタンマタンマ!」
灯「なによ。」
上の服は完全に脱がされ、サラシの状態。暖房は入れていなかったので少し肌寒い。
「これもう小さなレ○プ!」
灯「あんたが脱がないのがいけないんでしょ?」
「わかった。着替える。着替えるから!」
灯「とっととしなさい。私もやる事あるんだから。」
「・・・あいよ。」
ワケが全く分からないが、取りあえずもらった服を着ようとする。
灯「ちょいまち。」
「キャラ崩壊してるよ灯さん。」
灯「どうでもいいわそんな事。なんでサラシのまま服着ようとしてんの胸ペッチャンコじゃない。」
「えー、でもブラとか息苦しそう・・・。」
灯「サラシの方が苦しいわよ・・・。」
あ・・・、ほっぺに青筋が立ってる・・・。
怒らせないようにしよう・・・。
おとなしくサラシを解き、ブラを着用し、やっとの事で服を着る。
灯「はい。ケース。しまったらコレで化粧落として。」
「あ・・・はい・・。」
カラコンを外しケースに入れ、渡された化粧落としで顔を拭く。
それをそのままゴミ箱に捨てると、灯さんは櫛を持った状態でソファに座り、こちらに向かって手招きをしていた。
なんか私おもちゃみたく扱われてませんか。
そんな事を思いながら灯さんの目の前まで行き、床に座る。
灯「あんたって月一で髪染め直してるくせに全然痛まないわよね・・・。」
「結構気を使ってますから。」
灯さんは私の髪をとかし終えると、なにやらネットのようなものを被せてきた。
「・・・カツラのネット?」
振り向き灯さんに聞く。
灯「そ。」
言い終えると同時に頭をつかまれ、グキッと無理やり前を向けさせられる。
痛い・・・。
灯「おとなしく前向いてなさい。」
カツラを私の頭に乗せ、調整していく灯さん。
灯「・・・よしっ、いいわね。さあ行くわよ。」
「・・・は?」
私の顔をじっくり見た灯さんはコートを私に渡す。
そしてまだ着てすらいないのに腕をひっぱり外で止まっている車の助手席に座らされる。
そのまま車は走り出す。
「は!?ちょ、戸締りは!?鍵閉めてない!」
灯「そんな事どうだっていいわよ!」
どうでもよくない!
灯「これならギリギリ間に合うわね・・・。」
なんなんだ今日は・・・。
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manaekaki(プロフ) - Rinさん» 見てみたらそうでしたね!直しておきます!ご指摘ありがとうございました! (2016年9月10日 22時) (レス) id: 7bb55a48ed (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - 龍之介の一人称は「僕」ではなく「俺」ではないですか? (2016年9月10日 20時) (レス) id: 42ba435213 (このIDを非表示/違反報告)
manaekaki(プロフ) - 二次元LOVEさん» コメありがとうございます!面白いと言って頂けてとても嬉しいです!これからも頑張ります! (2016年8月27日 11時) (レス) id: 02c8dea248 (このIDを非表示/違反報告)
二次元LOVE - とっても面白いですね!これからも、更新頑張ってください!応援しています! (2016年8月27日 10時) (レス) id: 39c33adda0 (このIDを非表示/違反報告)
manaekaki(プロフ) - 胡蝶さん» なんどもコメしてくれてありがとうございます!天にぃ気に入ってくれて良かったです!これからも更新がんばります! (2016年8月25日 23時) (レス) id: 7bb55a48ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:manaekaki | 作成日時:2016年8月22日 11時