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プロ ページ37

「まあいいや。黄瀬君。君はこの業界で何年生きてるの?」

椅子から立ち上がり前を向いたまま問いかける。

黄「え?えっと・・・小学生の時にデビューして・・・。・・・何年だ?」

すぐ出せや・・・、相変わらず馬鹿だな・・・。

黄瀬に見えないように苦笑する。

「小学生の時から生きてる分、君はこの業界のプロでしょ?仕事に私情を持ち込まないで。」

私は九条さんに何度も言われてきた。プロとしての心構えについて。

それに関しては天の考えと変わりなんてない。

「プロならどの仕事も同じクオリティを差し出す。これ、基本ね。」

「もし無理だったら、僕の事は女として見ないで。僕は男だ。」

そう言って振り向き、黄瀬に言う。

黄「・・・わかったッス!奏斗っち!」

あ、認められた。

黄瀬はカメラマンの元に走り、何かを言っている。

多分、休憩終わりにしてくれ!とかなんだろうな・・・。

それに、思ったことがある。

黄瀬は変わった。

変わったというよりかは、戻ってくれた。中学の時に。

あの月バスが発売されてから今日までなにがあったんだろう。

疑問に思ってはいたが、嬉しさの方が何倍も勝っていた。







その後は順調に進み、モデルの仕事は終わった。

黄「奏斗っち!」

「なに?」

終わったのでお昼を食べにマネージャーとスタジオを出ようとする。

黄「この後暇ッスか?」

「え?」

灯「この後は3時からだし、少しなら時間あるわよ。どうせなら一緒に食べちゃえば?」

「・・・んじゃあ、いいよ。」

丁度いい。話を聞くには絶好のチャンスだ。

内容はもちろん、バスケの事。

バスケ→←嬉々



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manaekaki(プロフ) - Rinさん» 見てみたらそうでしたね!直しておきます!ご指摘ありがとうございました! (2016年9月10日 22時) (レス) id: 7bb55a48ed (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - 龍之介の一人称は「僕」ではなく「俺」ではないですか? (2016年9月10日 20時) (レス) id: 42ba435213 (このIDを非表示/違反報告)
manaekaki(プロフ) - 二次元LOVEさん» コメありがとうございます!面白いと言って頂けてとても嬉しいです!これからも頑張ります! (2016年8月27日 11時) (レス) id: 02c8dea248 (このIDを非表示/違反報告)
二次元LOVE - とっても面白いですね!これからも、更新頑張ってください!応援しています! (2016年8月27日 10時) (レス) id: 39c33adda0 (このIDを非表示/違反報告)
manaekaki(プロフ) - 胡蝶さん» なんどもコメしてくれてありがとうございます!天にぃ気に入ってくれて良かったです!これからも更新がんばります! (2016年8月25日 23時) (レス) id: 7bb55a48ed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:manaekaki | 作成日時:2016年8月22日 11時

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