【アイナナ×黒バス】私は九条になった。

連絡 ページ17

あれからさらに２か月ちょっとたち、私はついに男声が使えるようになった。

この前九条さんにメールしてみたら、とても喜んでくれた。

出来れば本人の前で見せてあげたかったけど・・・。

そしてなんと、私はまた飛び級することになった。

今度は高校１年になる。

なんかはやいなーとか思いながら今日も一人で歌の練習。

少し休憩にしようと思い、地べたに座り携帯をいじる。

携帯はこっちに来て変えてしまったため、黒子たちや両親の連絡先は分からなかった。

・・・皆元気にしてるかな。

今も元気にバスケしているんだろうか。

さすがにアメリカにまでキセキの世代というのは広まっていなく、情報は何一つつかめなかった。

ピロン♪

「ん？」

練習を再開しようと立ち上がったら、九条さんから連絡が来た。

『A、進学おめでとう。突然だけど、２週間後、この前言った子と一緒にそっちに帰るよ。ちなみに男の子だ。年はAの１つ年上だけど、君は飛び級してるから、学年は一緒かな。この子は頭がいいし、一応Aが行く高校を受験させておくよ。』

マジか。

男の子だったのね。

てっきり女の子かと思ってたよ。

『あ、そうそう、言い忘れてた。君の行く高校なんだけど、○○スクールっていう場所があるんだ。あと２週間は今の学校なんだろう？手続きはこちらでしておくからね。その学校は芸能人やテレビ関係の人、その息子さんや娘さんが通っているような学校なんだ。』

『だからやっとという感じなんだけど、君には男装をしてそこに通って欲しい。詳しい事はそっちに帰ってからするよ。急で悪いんだけど、いまの学校が終わったら男装して僕らを待っていてくれると嬉しい。外見は君にお任せするが、』

『君に中途半端な男装はさせたくない。僕の友達にメイクやいろんな事を知っている友達がいる。その人にはもう連絡しておいたから、君の想像している外見を彼女に話してみてくれ。彼女はプロだから、君の思い通りの外見になるはずだよ。それじゃあ、また会えるのを待ってる。』

と、長々と書かれたメールを精一杯読む。

学校が終わるのはあと１週間程度。

それまでに外見決めておかないと・・・！

てか九条さん。

急にもほどがある！！！！！！！

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