番外編9 ページ39
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......その後.....
集中治療室で治療を受けていた母さんは息を引き取った....。母さんの亡骸を見た瞬間、また止まっていたはずの涙が溢れだす。
そして、修の父さんがオレを引き取るということで母さんを病院へ残し、まだポツポツと雨が降っている中、修の家へと歩き出した。
貴「....。」
虹村「....。」
虹村父「ああ.....そうなんだ。.....うん。Aはいったんうちで預かるよ。だから....早く帰ってこいよ......
.....父さん。
修の父さんはうちの父さんに電話をしていたらしく、父さんの名前である氷雨という言葉を口に出した。
父さん.....母さんが死んでどう思うかな...。オレよりもずっと.....ずっと....辛いはず。
あのときオレが動ければ.....。
貴「.....っ。」ﾀﾞｯ
虹村「A！....っ！」ﾀﾞｯ
オレは一人になりたくて走った。修が呼び止めているけどオレの足は止まらない。
母さんごめんなさい
オレが動ければ母さんは生きてたかもしれない
オレがもっと早くに落ちてきた看板に気付いていれば母さんは助かったのかもしれない
オレが.....あそこにいなければ.....
貴「っ...ごめんなさい母さん....ごめんなさい。」
ｶﾞｸﾝｯ!!
貴「！」ｽﾞｻﾞｻﾞｯ
オレは足がもつれてコンクリートに溜まった水溜りに転んだ。怪我したところが全部痛む。
痛みを我慢しながら地面に手をつきゆっくりと起き上がり、水溜りを見つめた。そこには、母さんと同じ白い髪をした自分の姿が.....。
貴「.....うぅっ.....うぁ....。」
苦しい.....胸が苦しい。母さん....戻ってきてよ。
.
虹村「A！」ﾀｯ
.
追いかけてきた修がオレに近づいてきた。てか、修こんなに速かったっけ？......嗚呼......オレが遅いだけか...。
虹村「....立てるか？」
貴「オレに構うなよ！」ﾊﾞｼｯ
虹村「！」
修が差し伸ばしてくれた手を、オレは振り向きざまに払った。払われた修は驚いた表情を浮かべている。......オレは俯いた。
貴「....もぉ嫌だ。」
虹村「...。」
貴「オレが...オレがいたから母さんは...
.......オレが母さんを殺したんだよ！！！」
虹村「...違う。」
貴「違うくない！」
虹村「違う。....Aは殺してない。」
貴「違う！オレが殺しtｯ...」
ｷﾞｭｯ....
そのとき....修が俺を抱きしめた。
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だお(プロフ) - 輝砂羅さん» 女子が混ざるっていうのは普通はあり得ないですけど、そこを許してくれる方で私も嬉しいです(*^^*)あれ、全中と書かなければいけないところでインターハイと書いてたところありました！？どの部分かも教えて頂けるとありがたいです(^_^;) (2017年3月4日 21時) (
レス) id: a5add35eb1 (このIDを非表示/違反報告)
輝砂羅 - すごい話好きです！黒バスで夢主選手なの少なくてすごい嬉しいですーでも、インターハイじゃなくて全中はインターミドルですよぉ (2017年3月4日 17時) (レス) id: 6cc67531f3 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - だおさん» 早くに返信ありがとうございます！これからも頑張ってください！！ (2015年12月27日 13時) (レス) id: 92171fed6d (このIDを非表示/違反報告)
だお(プロフ) - みぃさん» 期限が終わってしまったのでしょう。今から貼り直しますのでお待ちください^_^; (2015年12月27日 12時) (レス) id: d490ebbd79 (このIDを非表示/違反報告)
だお(プロフ) - みぃさん» 一番好きなんですか!?とても光栄です(｡>艸<)頑張りますね♪ (2015年12月27日 12時) (レス) id: d490ebbd79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だお
| 作成日時：2015年9月20日 18時
