番外編6 ページ36
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貴「.......うっ...。」
意識を取り戻したオレは激しい頭痛に耐えながらもゆっくりと体を起こした。
着てきたパーカーは所々破けており、頬を触ってみると血が......。その時見た手のひらも傷だらけで気付けば体中の至るところから血が出ていた。
貴「.....何が起こった....の？」
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そして...
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顔を上げた瞬間オレは絶句した。
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貴「......ぁ.....。」
「あなたー！どこにいるのー！？」
「痛いよ....助けて......」
「うわぁぁぁぁん！！ママーー！！」
「いやぁぁぁぁぁあ！！！」
「足がっ....ぁぁ.....！」
「何なのよ！嘘だって言ってよ！！」
「痛いよ」
「助けて」
「怖いよ」
「誰か」
「助けてよ」
「誰か.....！」
貴「ぁ.....は......ぁっ......。」
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......周りは火の海だった。
近くにはあの看板が落ちており、その下には石油を積んでいたらしきトラック。爆発が起こったのか周りの建物はみんな丸焦げ。凄い焦げ臭い。
空中を火花が舞っている。雨も降っているが、それを無視して火花は.....舞っている。あらゆる所が火の海で熱い....。
そして、周りから苦痛の声、叫びが。潰されたのだろうか。落ちてきた看板の近くで叫び続けいる人が何人かいる。....その他にも傷だらけで苦しんでいる人々が。
......既にもう....亡くなってiｯ.....
貴「....うぷっ......。」
それが何なのか気付いてしまった途端激しい嘔吐感が襲った。......これは.....現実なの？
貴「(ﾊｯ).......か......母....さん....どこ？」
ふと、母さんの姿がないことに気付いた。
貴「か....母さん！....どこ！....母さん！！」
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母「...ぁ".......A......A.......。」
すると、母さんの声が聞こえた。無事だったんだ。生きてる.....母さんは生きてる！
早く会いたくて振り向いた瞬間.....オレは目を疑ってしまった。
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貴「.......母....さっ......。」
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そこには
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変わり果てた姿の母さんが這いつくばっていた。
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だお(プロフ) - 輝砂羅さん» 女子が混ざるっていうのは普通はあり得ないですけど、そこを許してくれる方で私も嬉しいです(*^^*)あれ、全中と書かなければいけないところでインターハイと書いてたところありました！？どの部分かも教えて頂けるとありがたいです(^_^;) (2017年3月4日 21時) (
レス) id: a5add35eb1 (このIDを非表示/違反報告)
輝砂羅 - すごい話好きです！黒バスで夢主選手なの少なくてすごい嬉しいですーでも、インターハイじゃなくて全中はインターミドルですよぉ (2017年3月4日 17時) (レス) id: 6cc67531f3 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - だおさん» 早くに返信ありがとうございます！これからも頑張ってください！！ (2015年12月27日 13時) (レス) id: 92171fed6d (このIDを非表示/違反報告)
だお(プロフ) - みぃさん» 期限が終わってしまったのでしょう。今から貼り直しますのでお待ちください^_^; (2015年12月27日 12時) (レス) id: d490ebbd79 (このIDを非表示/違反報告)
だお(プロフ) - みぃさん» 一番好きなんですか!?とても光栄です(｡>艸<)頑張りますね♪ (2015年12月27日 12時) (レス) id: d490ebbd79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だお
| 作成日時：2015年9月20日 18時
