虹村と幼なじみのキセキ物語【最強女主】Part4

番外編1　〈白咲の過去〉 ページ31

.







ﾁｭﾝﾁｭﾝ.....









.









.









よく晴れたある日。









.









.









日向が当たる窓近くの白いじゅうたんに寝転がり、俺は昼寝をしていた。


とても.....幼い手をした俺が.....。









.









.









このときは.....俺が5才か6才頃だったかな....。








.









.









まもなく小学校へ入学するのを楽しみにしていた頃の俺....。









.









.









？「A.....起きなさい。そろそろ出かけるわよ？」


貴「....ん〜。」









.









.









....眠い目を擦り寝返って上を見ると、俺を優しい瞳で見つめている.....母さんの姿が....。


日に当たり、母さんの長くて白い髪がキラキラと光っているように見えた。母さんは優しい手つきで頭を撫でてくれた....。








.









母「入学式で必要な物....買いに行くんでしょ？」


貴「(ﾊｯ!!)......い、行く！」ｶﾞﾊﾞｯ


母「(ｸｽｸｽ).....ほぉら！支度しなさい。置いてくわよw？」


貴「は！？ちょ！母さん！？」



母さんは立ち上がると手提げのバックを持ち、玄関へすたこらと行ってしまった。

それを見て置いてかれると思って焦ったのだろうあの頃の俺は、急いで母さんのあとを追いかけるのだった。








.









.









.









....あの日に....









.









.









あの大事故が起こるなんて









.









.









あの時の俺は知らない.....。









.









.









.









.









外に出ると.....









.









.









.









雲ひとつない.......青空でした。

番外編2→←キセキ物語148

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す