キセキ物語131 ページ13
−−−高尾side−−−
貴『....."見え過ぎて"....追い込まれてるんじゃねぇの?』
"見え過ぎて".....?
....は?どーゆーことだよ。逆に見えてるからこそ、みんなのサポートできるし、見えない位置だって空間で立体として見ることができる。
それの何がいけねぇんだよ。得してばっかで俺に損なんか....。
ダムッ...
....それに俺は司令塔だ。
俺は辺りを見渡す。....俺には白咲さんがついており、他にも同じく1人1人マークがついている。
ここはSGに....いやでも、さっき帝光の6番はあの位置から追いついていたからパスすると危ない。
....かといって内側にいるCとSFにパスすると俺より高い白咲さんが取ってしまう可能性がある。
相手選手を壁として使ってPFを動かすか....でもそれも確率的に無理だ!
....どーする?なにか良い方法は?
でもこんなにもいろんな位置から見てもダメなんて.....
.
.
え....
.
....いろんな....位置から....見える?
.
.
.
高尾「.....っ......(ハッ!!)」
貴「フッ.......それが"見え過ぎる"怖さなんだよ。」
バシッ!
「白咲のスティール!」
「帝光のカウンターだ!」
スティールしたのち、白咲さんがすぐ近くの選手にパスをして、その選手はカウンターでゴールへと走っていく。
......が、俺は......気付いてしまったことに唖然として動くことができない。
貴「......"眼"を持っていることで、並の選手よりは有利に戦える.....それは当たりだ。
....が、"見え過ぎる"ことで並の選手よりダメになっちまうときだってある。」
高尾「!」
貴「....今、気付いちまったんだろ?」
高尾「....っ。」
本音を点かれ、言い返すことのできない俺。
貴「見えることで良いパスコースがないと分かってしまうと、消極的になることがある。」
高尾「....くっ....。」
貴「"眼"だけに頼るなとは言ってねぇよ?
.
.
...それを踏まえてプレーを工夫すればいいだけのこと。」バシッ
高尾「!」
白咲さんにボールが来た瞬間.....白咲さんの目の色が変わった....。
.
.
貴「....つまり...."眼"っていうのは自身によって、生かすか殺すかなんだよ((ニッ」
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だお(プロフ) - 輝砂羅さん» 女子が混ざるっていうのは普通はあり得ないですけど、そこを許してくれる方で私も嬉しいです(*^^*)あれ、全中と書かなければいけないところでインターハイと書いてたところありました!?どの部分かも教えて頂けるとありがたいです(^_^;) (2017年3月4日 21時) (レス) id: a5add35eb1 (このIDを非表示/違反報告)
輝砂羅 - すごい話好きです!黒バスで夢主選手なの少なくてすごい嬉しいですーでも、インターハイじゃなくて全中はインターミドルですよぉ (2017年3月4日 17時) (レス) id: 6cc67531f3 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - だおさん» 早くに返信ありがとうございます!これからも頑張ってください!! (2015年12月27日 13時) (レス) id: 92171fed6d (このIDを非表示/違反報告)
だお(プロフ) - みぃさん» 期限が終わってしまったのでしょう。今から貼り直しますのでお待ちください^_^; (2015年12月27日 12時) (レス) id: d490ebbd79 (このIDを非表示/違反報告)
だお(プロフ) - みぃさん» 一番好きなんですか!?とても光栄です(。>艸<)頑張りますね♪ (2015年12月27日 12時) (レス) id: d490ebbd79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だお | 作成日時:2015年9月20日 18時